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楽天トラベル、情報提供を拒否 バス事故発生直後

2013年05月01日 23時17分 JST | 更新 2013年05月04日 15時59分 JST
Flickr/by odysseygate

4月29日で発生から1年となる関越道バス事故において、チケットを販売した楽天トラベルが、事故発生直後にツアーを企画した旅行会社に乗客らの情報を提供するのを拒否していたことが分かった。

「ツアーを企画したのはハーヴェストホールディングス(大阪)=破産手続き中。ハ社は事故直後、楽天トラベルに家族らの連絡を取ろうと、乗客の住所や自宅電話番号などの情報提供を要請したが、拒否された。」

共同通信 2013/04/30 18:25)

楽天トラベル側は、個人情報保護を理由に情報提供を拒んだ模様だが、個人情報保護法には、個人情報を提供しても違反とならない例外が存在する。この事故の場合では、「人の生命、身体又は財産の保護のために必要がある場合であって、本人の同意を得ることが困難であるとき」という例外に該当する可能性がある。

個人情報保護法が施行され、旅行会社は取得する個人情報の内容や、取り扱いの方法を公表するようになっているが、旅行関係会社は、個人のプライバシーを保護するという個人情報保護法の目的と、個人識別のためのデータ提供は別であるという認識をもって、業務を行うべきではないか。