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アベノミクス、賃金より先に物価が上がる可能性が高い=安倍首相

2013年05月07日 17時23分 JST | 更新 2013年05月24日 18時09分 JST
Reuters

安倍晋三首相は7日午後の参議院予算委員会で、アベノミクスのリスクについて、賃金より先に物価が上がる可能性が高いと指摘、経済界に労働者への分配をできるだけ早くしていただきたいとお願いしていると語った。

鈴木寛委員(民主)の質問に答えた。

また、思い切った財政政策を行っているので、財政への信認が極めて重要だとし、「日銀も、そういう中で市場参加者との間で市場取引全般について密接な意見交換の場などを設けるとしており、適切に対応していただきたいと期待している」と語った。

円安で貿易収支が赤字となっていることについては「円安に加え、原発が停止しているので液化天然ガス(LNG)や原油輸入の支払いが増え、貿易赤字が増えている状況にある」との認識を示した上で、「円安効果による輸出増(が実現するに)は少し時差がある。これ(円安)によるプラスは半年後から出てくると予想されている」と指摘。「内閣府の調査によると、半年から1年後にはむしろその結果でプラスに転じる。貿易収支も黒字になっていく。再来年はこの傾向を維持すれば、貿易収支も大きく黒字になっていくとみている」と述べた。

(ロイターニュース 石田仁志:編集 山川薫)

[東京 7日 ロイター]

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