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安倍首相、ハフィントンポスト参加へ

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SHINZO ABE
安倍首相 ハフィントンポスト 参加決定 | HuffPost Japan
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安倍晋三首相がハフィントンポスト日本版にブロガーとして参加することが5月9日、決まりました。

安倍首相は同日午後、ハフィントンポスト米国本国版の創立者のアリアナ・ハフィントンと首相官邸で会談。日本が抱える様々な問題について議論を重ねた結果、ブロガー参加を快諾しました。

■安倍晋三首相とアリアナ・ハフィントン氏の会談・全文

アリアナ・ハフィントン:
本日はありがとうございます。お会いできて、非常に嬉しく思っております。このたび、ハフィントンポストを日本で立ち上げました。我々は安倍政権の大胆な経済政策に非常に関心を持っております。現在、欧米諸国、特にヨーロッパでは財政が悲惨な状況になっており、緊縮政策を求める声が上がっております。総理の政策は欧米諸国の緊縮政策にのっとった経済政策とは異なる方法で行われているとも言えると思います。世界の潮流とは違う方針をとるということは難しいことでしょうか。

安倍晋三首相:
金融政策についても財政政策についても、非常に反対者は多くいるわけでありますし、私のとっている政策は主流的な政策ではないということでありますが、日本は長い間デフレに苦しんでいましたし、昨年末には非常に景気が悪くなり、そして失業率が上がるという危険性に直面していました。その状況を変えるにはこの道しかないと私は今でも信じています。

アリアナ:
総理は女性こそが日本で最も活用できていない人材だとお思いでしょうか。何が具体的に、この女性の活用を高めていく方法をお持ちでしょうか。

安倍首相:
日本においてはまだ、これはある意味、伝統的にですね、大手の企業においては非常に女性の役員の数が少ないんですね。そもそも日本においては、出産をして、その後しばらく休暇を取ったあと仕事に戻りにくい状況があるので、そこを変えていこうと思っています。
自民党においては、重要な役は三役といって三人いるのですが、政権与党として初めてこのうち二人を女性にしました。
そして先般、経済界に対して上場企業のみなさんに対して、少なくとも役員に一人は女性を入れるように要請いたしました。
それは日本人でも外国人でも結構ということにいたしましたので、(アリアナにも)重役になってくれという要請があるかもしれませんよ。

アリアナ:
日本語を学んだらすぐに考えさせていただきます。
それは総理としての立場から助言して誘導していくのか、それとも法制化する方法で実現するのでしょうか。

安倍首相:
今申し上げました上場企業の一人を女性の役員というのは、強制することはできませんので、各企業にボランタリーにやっていただきたいということであります。しかし、そういう様々な、例えば、3年育児休業を取りやすくする、あるいは育児休業を取ったあと、仕事に復帰しやすくしている企業については、名前を公表する、あるいは、将来税制上の対応もふくめて検討していきたいと思っています。

アリアナ:
アメリカでは、25%の企業で従業員のストレス軽減法として禅の瞑想などを取り入れて活用しています。有名な企業でも採用されています。こうした日本の伝統的なやり方がアメリカ企業で日本企業よりも早く採用されていることは皮肉なとこだとは思いませんか。

安倍首相:
スティーブ・ジョブズ氏も禅を研究していたという話も伺いました。確かにアイロニックだと思います。私もこの5年間ほど月に1回、座禅を組みに行っていたのですが、総理大臣になると忙しく行けないのです。4カ月で1回行っただけですが、むしろ今こそ行く必要があると思っています。

アリアナ:
前回総理を務められたときから、ストレスを発散するために色々と対応をなさってきたと思います。現在、以前とは異なるストレス発散法をとられておられますか。

安倍首相:
以前は身体を動かすこともあまりできなかったのですが、例えば月に1回ゴルフに行き、郊外に出て自然の中で身体を動かすということをしています。同時に座禅のようなものも非常に大切だと思います。

アリアナ:
奥様と一緒に?

安倍首相:
前回は女房と一緒にやりましたけれども、前回女房と一緒にやったときは女房の方がスコアがよかったので、それが却ってストレスになりました。

アリアナ:
奥様の方が練習する時間があると思いますよ。

現在の日本の若者のストレスを考えると、自殺率の上昇といった問題につながっているように思います。仏教徒の僧侶がこうした若者たちを助けて、より広い文脈で人生を見るようにとアドバイスしているという事例も聞きました。こういった若者たち、例えば就活で非常にストレスフルな生活を送る若者たちに、どういったアドバイスされますか。

安倍首相:
この十数年間自殺が非常に増えていましたが、最近は自殺者数は減ってきています。主にやはり、経済状況が悪いということが大変重要な要素なのですが、精神的な問題もあります。自殺をする人の多く、6~7割はうつ病になっているという人もいます。なるべく医者に診断を受けやすいという状況を作るようにしている訳ですけれど、日本ではなかなか精神科にかかりにくいという状況がありますので、医者に行きやすいという状況をまずつくっていく必要があると思います。
しかし、座禅をはじめ自分なりにストレスを解消する方法で予防するということも、今お話を伺い確かに必要だと思いました。

アリアナ:
総理がソーシャルメディアを非常に上手く活用されていることにも魅了されています。総理のTwitterフォロワーは10万人以上、Facebookのファンも30万人以上おられ非常に興味深くみております。そして、法律を変えることもなされていると思います。この7月の参院選挙でどのようにソーシャルメディアを活用されるお考えでしょうか。
(編集部注:安倍総理のアカウントは総理としてではなく、個人の公式アカウントです)

安倍首相:
今度、法律が通り、インターネットにおいて、候補者あるいは支持者が支持を訴えることができるようになりました。その中で、どのようにインターネットを活用していくかは、今、党内で議論をしているところでありますが、まずは、影響力を持つためにフォロワーをたくさん獲得する必要があるんだろうと思っています。
フォロワーを獲得するためには、基本的に自分自身の考えをなるべくストレートに表明をしていくということだろうと思います。また双方向ですので、意見に対してある程度のレスポンスをしていくことが大切だと思っています。
いずれにせよ、インターネットは政治家が出したいメッセージだけ出すという批判もよくありますけれど、普通のマスコミを通じては出したいメッセージも出せないわけですね。ですから、ストレートに事実を有権者に伝えていくことができるということなのです。それが非常に重要だろうと思います。
事実でないことを送れば必ず批判されますし、あっという間にそれは事実でないということを調べてくる人がおり、間違いは指摘されるわけです。
私もフェイスブックで事実を書き間違えると、その日のうちに指摘があります。

アリアナ:
ぜひ、総理にハフィントンポストにブログを書いていただきたいと思っています。選挙やエクササイズ、座禅についてなど、どんな分野でも構いませんので、ぜひブログをポストしていただきたいのです。我々のサイトでは、誹謗中傷や議論と無関係のコメントは、機械や人の手で削除したり整理したりして議論の質を保ちます。人を攻撃するようなコメントなどはなく、非常に市民的な議論になっております。ブログにご参加いだだけないでしょうか。

安倍首相:
ありがとうございます。是非、参加させていただきたいと思います。あまり攻撃的な人がいないというので安心しました。

アリアナ:
140字以上打ち込めますので、ぜひお願いいたします。

次の質問です。政治家として一度ご失敗のご経験をされたということであれば、今回は前回とは何が違うのか、教訓をぜひ教えていただきた
いと思います。

安倍首相:
一度総理という仕事を経験し、1年で閉じるという失敗を経験をしていることです。まず学習したということですね。国民が望む政策と自分が進めようとする政策を併せて進めていく必要があるというのが前回の反省点です。

リアナ:
最後に憲法改正について伺いたいと思います。ナショナリスティックな憲法に変えてしまうのではないかという批判がありますが、どうお考えでしょうか。

倍首相:
日本の場合は、まず国会で発議をして国民投票がありますから、まず国民の皆さんに自分の賛否を表してもらいたいというのが私の意志なんですね。ですから、決めるのは国民ですということです。

アリアナ:
今日はプレゼントで私の著書をお持ちしました。

安倍首相:
ありがとうございます。

アリアナ:
ニューヨークのニュースルームにぜひお越し下さい。

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画像:安倍首相とアリアナ・ハフィントンの対談
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