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香川県、小学生にも糖尿病検査実施へ

2013年05月10日 23時28分 JST | 更新 2013年05月10日 23時35分 JST
Flikr / istolethetv

香川県の全ての公立小で小学4年生または、5年生の児童を対象に、糖尿病を見つける血液検査を実施すると、共同通信が伝えている。

 糖尿病予防は小学生から―。香川県の全17市町が本年度、全ての公立小で小学4年生もしくは5年生の児童を対象に、糖尿病を見つける血液検査を実施することが10日、県や各市町への取材で分かった。

共同通信 2013/05/10 20:42)

香川県がこのような取り組みを行うのは、2011年の厚生労働省の調査で、香川県の糖尿病受療率は男性1位、女性は2位という状態であるというためだ。糖尿病の原因の一つには、香川県の代名詞ともいえる“うどん”など、炭水化物の過剰摂取が疑われている。「糖尿病ワースト」という不名誉を返上するために、香川県は生活習慣の見直しを呼びかけている。

しかし、糖尿病の予防は、大人に限ったわけではない。四国新聞社が報じたところによると、香川県内の小学生に対するこれまでの血液検査でも、1割超の児童に脂肪の異常が見つかっている。

香川県内12市町の小学4年生を対象に本年度実施した血液検査の結果、1割超がコレステロール値が高いなど「脂質の異常」と判定されたことが21日、県の集計で明らかになった。将来的に糖尿病など生活習慣病につながるリスクのある児童が相当数に上るとみられ、県は今後、検査結果の分析を進め、生活習慣の改善に向けた対応策を検討する。

四国新聞社 2013/02/22 09:40)

県内の小学生を通じての血液検査の実施は、小学生のうちから生活習慣を見直すことを促すことにもなるが、「子どもの健康状態を把握するとともに、子どもを通じて保護者にも糖尿病をはじめとする生活習慣病の予防について啓発するのが狙い(香川県ホームページより)」という点もある。

他にも県内では、血糖値の上昇を抑える働きのある希少糖を利用した、白だしなどを開発するメーカーもある。

地元の美味しい特産物を、賢く食べる。県のイメージダウンにもつながりかねない状況に、県民の努力が伺える。