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「携帯を30秒で充電できる技術」を米国の女子高生が発明

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カリフォルニア州サラトガにあるリンブルック高校に通う18歳のイーシャ・クハレさんは、未来の携帯電話の利用方法を変えてしまう可能性がある技術的発見を成し遂げた。

CBSサンフランシスコ支局の報道によると、クハレさんは5月17日(米国時間)、アリゾナ州フェニックスで開催された高校生向けの国際科学技術大会「Intel International Science and Engineering Fair」(インテル国際科学技術フェア)で、70ヵ国以上から選ばれた1600名以上の最終候補者を破って受賞者の1人となった。

クハレさんの画期的な発明とは、携帯電話を20~30秒で充電できるスーパーキャパシタ装置だ。小さい容量に大量のエネルギーを貯めることができると、クハレさんはIntelに対して説明している(上の動画)。

この装置が便利な点は、充電速度が速いだけでなく、NBC News Digitalが報じているように、サイズが小さく持ち運びやすいことだ。クハレさんによれば、携帯電話やその他の電子機器の中に収めることができるため、ユーザーが何度も電源コンセントを使用しなくても済むようになるという。

「Intel Young Scientist Award」(インテル青年科学者賞)を受賞した2人のうちの1人となったクハレさんは、5万ドルの賞金をハーバード大学の学費に当てる計画だ。「世界を大きく変えてみせる」と彼女はCBSの報道で語っている。

同賞のもう1人の受賞者は、ルイジアナ州に住む17歳のヘンリー・ワンジュン・リン君だ。リン君は、天体物理学と宇宙に関する科学者の研究に役立つ「銀河団のシミュレーション」に取り組み、5万ドルの賞金を獲得した。

優勝者(ゴードンムーア賞受賞)はルーマニア在住の19歳であるイオヌット・ブディステアヌ君。人工知能を用いた自動走行車の開発で7万5000ドルの賞金を獲得した。

[翻訳注:スーパーキャパシタ(電気二重層コンデンサ)は、リチウムイオン電池と比べると、エネルギー密度が数十倍小さい。化学反応を必要としないため充電の反応が速く、内部抵抗も少ない。ただし、自己放電も速く、蓄電できる時間は短い。また、化学反応ではないので、充放電の電圧は一定ではなく、直線的に変化する。さらに、電極の加工に手間がかかって高価格になるという問題がある]

[Krystie Yandoli 日本語版:佐藤卓/ガリレオ]

【訂正】スーパーキャパシタ(電気二重層コンデンサ)は、リチウムイオン電池と比べると、エネルギー密度が数十倍大きい。とありましたが、エネルギー密度が数十倍小さいの誤りでした。

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