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遊び方が間違っていた「モノポリー」ゲーム

2013年06月04日 23時43分 JST | 更新 2013年06月04日 23時50分 JST

モノポリー」ゲームは、60分から90分で終わるとされているが、実際には延々と終わらないことも多い。どうしてそんなに時間がかかるのだろう?

それは、誰もがルールをきちんと読まないからであり、間違ったやり方でプレイしているからにほかならない。ジョニー・ネクサス氏がそう指摘した2005年のブログ記事が現在、BuzzFeed等を通じて口コミで広がっている

どういう点が間違っているのかって? 誰かが地名の印刷されたマスに止まり、その土地は買わないと宣言したとしよう。その場合、ただ次のプレイヤーに回していないだろうか? その土地の競売を行なわずに? そこが問題なのだ。

モノポリー製造元のハズブロ社による公式ルール(PDF)はこうなっている。

土地は22ヶ所あります。ここに駒が止まり、まだ所有者がいない場合は、ボードに印刷されている価格で、銀行からその土地を購入できます。購入したプレイヤーは、所有権を示す権利書を受け取り、表を向けて自分の前に置きます。もし、そのプレイヤーがその土地を買いたくないと宣言した場合は、銀行によって競売にかけられ、もっとも高い金額を提示したプレイヤーに販売されます。

ネクサス氏によれば、ルールに従って正しくプレイすれば、ゲームはずっとスピーディーに進行し、プレイヤー同士の交渉が重要性を帯びてくるという(その方がずっと楽しそうだ)。

ハズブロ社によれば、モノポリーの史上最長プレイ時間は70日間とのことだが、そのプレイヤーたちは、自分たちのやり方が間違っていたと知ってどう思うだろう。

1961年には、ピッツバーグの4人の大学生たちがゲーム終了まで5日を要したという記事もあるのだが、彼らの人生にとってなんという時間の無駄だったろう。

ちなみに『ギネスブック』には、ボードゲームの最長プレイ時間はわずか61時間だと記録されている(遊んだゲームは「Strat-O-Matic Baseball」)。

ただしもしかしたら、競売ルールが無視されたのは意図的なものだったのかもしれない。ネクサス氏が指摘しているように、モノポリーは、何世代にもわたって小さな子どものいる家庭で楽しまれてきた。競売ルールを省略することで、わずらわしいケンカをたくさん回避できてきたのかもしれない。

[Harry Bradford(English) 日本語版:遠藤康子/ガリレオ]

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