香港紙『サウスチャイナ・モーニング・ポスト(南華早報)』は6月13日早朝(現地時間)、エドワード・スノーデンの独占インタビューに関する新たな記事を発表した(同紙は12日午後にも、インタビューの抜粋を発表している)。

この記事は以下のように伝えている。

スノーデン氏は、いくつかの文書を本紙に示し(信憑性は未確認)、これらの文書によると、米国家安全保障局(NSA)は2009年から香港と中国本土でコンピューターをハッキングしていると話した。それらのうち、中国の軍事体制に関する情報を示す文書はないという。(中略)NSAによるハッキング行為は世界中で61,000件を超え、そのうちの数百のターゲットは香港と中国本土だとスノーデン氏は考えている。

契約職員としてNSAで働いていたスノーデン氏は、9日に『ガーディアン』紙の記事で情報リーク者としての身元を明らかにした後、香港のホテル「ザ・ミラ香港」を10日にチェックアウトして隠れ家に移動したと伝えられている。今回のインタビューが行われた場所は明かされていない。

スノーデン氏は、香港への逃亡を決めたことについて、香港で言論の自由が守られていることを評価したと話している。ロシア政府が、同氏が望めば亡命を検討すると発表したという報道に関しては、同氏は次のように答えている。「わたしが言えるのは、大国に脅されることを拒否する政府が複数存在することは喜ばしいということだけだ」

スノーデン氏によれば、米国は香港に対して、同氏を引き渡すよう強く要求しているという。「わたしは今後決して安全だと感じることはないだろう」と同氏は語っている。「あらゆる意味でわたしは非常に難しい状況にあるが、権力に対して真実を告げることは、リスクなしでは行えない」

香港を選んだことが賢明だったのかについては、活発な論戦が繰り広げられている。一部の専門家は、香港と米国の政府間の協定があることを考えると、スノーデン氏は米国に送還される可能性があると論じている。一方で、スノーデン氏が送還について法廷で争うことになれば、数年は香港にとどまることができるとする法律の専門家もいる。

[Rebecca Shapiro(English)+ Katherine Fung(English) 日本語版:平井眞弓/ガリレオ]

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