11歳の少年、NBAのオープニングで国歌独唱(動画)

テキサス州サンアントニオに住む11歳のセバスチャン・デ・ラ・クルーズくんが6月11日(米国時間)、プロバスケットボールリーグ「NBA」の最終試合のオープニングで素晴らしい米国国歌を歌った。

テキサス州サンアントニオに住む11歳のセバスチャン・デ・ラ・クルーズくんが6月11日(米国時間)、プロバスケットボールリーグ「NBA」の最終試合のオープニングで素晴らしい米国国歌を歌った

セバスチャンくんは昨年、公開オーディション番組「America’s Got Talent」で有名になった(動画を文末に掲載)。

今回の国歌独唱について、「Daily Dot」の記事はこう伝えている。

彼は試合コートにマリアッチの正装で現れ、国歌を歌った。その歌声は、アメリカン・ドリームを確信させてくれるほど力強かった。ドラマティックでダイナミック、高音も低音も的確だった。

残念ながら、Twitterにはヒスパニック系という出自に対するレイシスト的なコメントも見られたが、応援する声も多かった。そしてセバスチャンくん自体が12日、TV番組上でこのように反論した(以下の動画)。

彼らは僕の人生を知りません。僕の父親はとても長いあいだ、海軍にいました…彼らは何も知らないまま、僕を単なるメキシコ人だと考えています。でも僕はメキシコ出身じゃない。僕はサンアントニオに生まれ育ったし、「San Antonio Spurs」の大ファンです。

[以下は、「America’s Got Talent」でのセバスチャンくん]

[Roque Planas(English) 日本語版:ガリレオ]

注目記事