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中島亨容疑者を逮捕 秋葉原傷害事件の「色々おかしい」真相とは

2013年06月17日 17時33分 JST | 更新 2013年06月18日 14時35分 JST
時事通信社

5月16日に東京・秋葉原の不動産会社で、同社社員の30歳男性が刃物で刺されて重傷を負った事件の真相が、1カ月後になって判明した。殺人未遂容疑で逮捕されたのは、被害者の上司である会社役員。事件当日には「犯人は逃走中」とネット上で拡散し、当日に秋葉原周辺にいた人々に恐怖を与えた事件だったが、実は社内のゴタゴタだった模様だ。

東京新聞の報道によると、警視庁万世橋署が6月17日までに殺人未遂容疑で逮捕したのは、会社役員の中島亨(あきら)容疑者(32)。5月16日の犯行日に中島容疑者は、埼玉県内のキャバクラで昼まで飲酒していた。その後、会社を欠勤すると連絡を受けた社長が店へ駆けつけて口論になったという。

そして、中島容疑者は包丁を持って千代田区神田和泉町の勤務先が入居する雑居ビルに行き、社長を襲撃しようとした。通路で社長をかばって止めに入った部下が刺されたというのが事件の顛末だった。テレビ朝日は次のように報じている。

警視庁によりますと、中島容疑者が同僚と酒を飲んでいたところ、社長から「真面目に働け、昼からキャバクラで飲むな」と注意されたことに腹を立て、社長を襲おうとしました。この際、止めに入った男性が刺されたということです。
テレ朝ニュース 2013/06/17 14:01)

さらに中島容疑者をかくまった疑いで、同社社長の肥田健二郎(31)と同社社員、久保田悠(30)の両容疑者を逮捕したと産経新聞が報じている。

肥田容疑者ら2人の逮捕容疑は、事情を知っていたにもかかわらず、同署の調べに「事件を知らない」と嘘の供述をしたとしている。
MSN産経ニュース 2013/6/17 12:54)

役員が乱心して部下を刺したことが分かれば、会社の信用が失墜するのは間違いない。肥田社長らはその事態を恐れて、真犯人を隠して警察に嘘を言っていたようだ。だが、会社ぐるみで真相を隠した代償は大きなものだった。

今回の事件について、ツイッターでは「道理で犯人が捕まらないわけだ」「何かいろいろおかしい」「日本にこんな世界があるのか」などと、当惑する声が広がっている。

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