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細野豪志民主党幹事長の「訳がわからない」発言は「表現の自由」を指摘したもの【党幹部の動き】

2013年06月19日 21時19分 JST | 更新 2013年06月26日 00時42分 JST

民主党の細野豪志幹事長は、19日、インターネットの生番組において行われたアンケートで、自民党の支持率が73.9%だったことについて、「訳がわからない」と述べた。

番組は、「ニコニコ生放送」の中にある民主党チャンネルで「【ネット選挙解禁へ】民主党、ネットと向き合う夏!」と題して、細野豪志幹事長と、ドワンゴ社員の2人が出演。民主党のネット選挙への取り組みについて、トークが展開された。

番組では、開始から6分あたりで「あなたの支持政党はどこですか」というアンケートを実施。視聴ユーザーに対して「1.民主党」「2.民主党以外」「3.支持政党無し」の3択で答えてもらったところ、「1.民主党…4.5%」「2.民主党以外…78.0%」「3.支持政党無し…17.5%」という結果が出た。

民主党以外を選んだ方が多かったため、さらに、「1.自民党」「2.自民党以外」という選択肢で回答をしてもらったところ、「1.自民党…73.9%」「2.自民党以外…26.1%」という結果となった。

これに対して、細野氏は、「訳がわからない」と発言する。

「いきなりかましますけどね、わたしねー、これがわけわからないんですけれどもね、だって、最も、表現の自由を規制しようとしている政党でしょ?


 まず憲法。(自民党の改憲案では)憲法21条で、公益及び、公の秩序のために、制限できると書いてあるわけですよね。こんな憲法、ネットの人認めるんですかね。私ね、そこは、考えたほうがいいと思いますよ。我々は、言論の自由を守ります。」

(ニコニコ生放送「【ネット選挙解禁へ】民主党、ネットと向き合う夏!」より。 2013/06/19)

自民党改憲案の第21条は、下記のようになっている。

(表現の自由)

第二十一条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、保障する。2前項の規定にかかわらず、公益及び公の秩序を害することを目的とした活動を行い、並びにそれを目的として結社をすることは、認められない。

(自由民主党「日本国憲法改正草案」より。)

この憲法案に対して、ネットで創作活動をする人はよく考えたほうが良いと発言した。

トークはさらに、児童ポルノ禁止法改正案に関して進んでゆく。この法案について意見を求められた細野氏は、

「ああいう問題(児童ポルノ)に関しては、絶対に認めてはいかん。子供の人権を考えた時に、ネットの社会で頑張っているかたがたも含めて、無くすということを徹底して意識を共有したほうがいいと思う。それをどう、法律的に規制するかという時に、表現の自由を萎縮することがないようにという配慮は必要だと思う。だから、自公・維新の案に、我々が乗っからないのはそういうことだ。」

民主党は、児童ポルノ禁止法改正案については、「本来、実在する児童の権利保護が目的であり、表現の自由に対して萎縮効果を及ぼしかねず、架空のものを描写した漫画・アニメーション・コンピュータゲーム等が本法の対象でないことを法文上明確にする。」と表明している。

細野氏がネットユーザーに言いたかったことは、アベノミクスや外国人参政権などの問題で自民党を支持している人が多いようだけれども、自分が活動しようとしている分野に規制をかけようとしているのが自民党政権ではないのかという点であろう。それなのに、支持率が多いというのに対して「訳がわからない」。

これは別の視点から捉えることができる。ネットユーザーといえども、表現の自由を声高に叫ぶ必要がより大きい創造の仕事をしているわけではないということだろう。ニコニコ生放送や、ニコニコ動画には、作り手としての参加者が多いことは間違いないだろうが、それ以上に、「普通の視聴者」もネットに参加する時代が来ているということではないだろうか。

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