フォトショップで女性の身体を加工しません! イギリスの小売業者が宣言

広告の中で、原形をとどめないほどにフォトショップで修正された女性のカラダを見るのに飽き飽きしていないだろうか? ある企業がこの気持ちを理解して、行き過ぎた画像修正をしないことを公言した。

広告の中で、原形をとどめないほどにフォトショップで修正された女性のカラダを見るのに飽き飽きしていないだろうか? ある企業がこの気持ちを理解して、行き過ぎた画像修正をしないことを公言した。

英国の小売業者デベナムズ (Debenhams) は、デジタル修正された画像に反対の態度を取って、フォトショップによる加工をほつれ毛と皮膚の色素沈着の修正に限定することを誓った。

デべナムズは、 facebookにアップロードした画像を使って、この変革を発表した。

同社はfacebookの公式ページに次のように投稿した。

「弊社は、エアブラシをかけていないランジェリーの写真を使って、本物のボディ・イメージを奨励することを宣言しています。これは、画像がどのように修正されるかを示した例ですが、私たちは、弊社のモデルはありのままで美しいと思っています。」

「弊社では、ほかの小売業者の皆様も同じ措置をとって頂きたいと思っています。達成不可能なボディ・イメージを使って消費者の方々を苦しめるのではなく、画像修正を最小限にとどめて本物のボディ・イメージを奨励して下さることを望んでいます」と広報担当者は、デイリーメール紙に語った

デベナムズは、今年初め、2013年春スタイルブックにさまざまなモデルたちを起用したことで大見出しを飾った。同社の公式ブログによると、このスタイルブックには、40歳を超えるモデル3名、身長5フィート(約150cm) 以下の女性たち、6フィート (約180cm) 以上の女性たち、パラリンピック選手、および切断手術を受けた女性が登場していた。

H&Mなどの小売業者も、主力アイテムのキャンペーンに起用するモデルの「タイプ」の多様化を始めた。さらに多くの企業がこの後に続くことを希望しよう。フォトショップ加工を最小限にしたり、サイズ1や2といったスリムサイズではないモデルを起用したりすることが、ニュースにならないような状況に辿り着きたいものだ。

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