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アンコール遺跡群付近から8~9世紀に築かれた幻の古代都市発見

2013年06月29日 00時14分 JST | 更新 2013年06月30日 01時22分 JST
Getty
Sunrise on Angkor Wat Temple in Cambodia. UNESCO site, World Wonder


カンボジア北西部のアンコール遺跡群から約30キロ離れた場所に、古代クメール王朝が8~9世紀に築いた古代都市の首都の遺跡が発見された。筑波大が参加する国際研究チームが28日、発表した。

共同通信によると、この古代都市は王朝のもっとも初期の首都「マヘンドラパルバタ」。これまで点在するれんが造りの寺院などが確認されていたが、都市が実在するかは謎だった。

昨年4月、研究チームがヘリコプターから地表にレーザーを照射して探査したところ、アンコール遺跡の北東およそ40キロに、水路などの構造物がおよそ30平方キロメートルの範囲に広がっていることが分かったとNHKは伝えている。

また、時事通信によると、アンコール遺跡の1つで、12世紀後半から繁栄した王都「アンコール・トム」は、堀に囲まれた3キロ四方の都市部だけでなく、外側にも道路や水路が格子状に整備されていて、その面積はこれまで分かっていたものよりも4倍の約3500ヘクタールに広がっていることも判明した。

アンコールは、カンボジアの北西部、シエムレアプ郊外のトンレサップ湖北西にあるアンコール朝(クメール朝)の遺跡群。9世紀ごろからスールヤヴァルマン2世(アンコール・ワットを建設)や、ジャヤヴァルマン7世(アンコール・トムの大部分を建設)など同朝の歴代の王たちが建設を行った。アンコール朝の王都として栄華を誇ったアンコールは、その後、タイのアユタヤ朝の侵攻によって破壊された。アンコール・ワットはアンコール最大の遺跡で、ヒンドゥー教寺院跡である。1992年には世界遺産(文化遺産)に登録された。(コトバンク「アンコール」より)

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