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オリンパス菊川剛元社長らに有罪判決、粉飾決算事件で

2013年07月03日 14時13分 JST | 更新 2013年07月03日 14時16分 JST
時事通信社

オリンパスの粉飾決算事件で、金融商品取引法違反などの罪に問われた同社元社長の菊川剛被告(72)に対し、東京地裁は3日、懲役3年執行猶予5年の判決(求刑懲役5年)を言い渡した。また、法人としてのオリンパスには罰金7億円(求刑罰金10億円)を言い渡した。

元常勤監査役の山田秀雄被告(68)は懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役4年6月)、前副社長の森久志被告(56)は懲役2年6月、執行猶予4年(求刑懲役4年)とした。

検察側によると、オリンパスはバブル崩壊で財テクに失敗した際に生じた巨額の損失を隠すため、自社とは無縁を装った海外ファンドを作成し、価値の下がった金融商品を買い取らせて会社の損失を隠す「飛ばし」を行っていたとされる。

時事通信は、「簿外損失は2003年3月末には約1176億円に拡大したため、国内3社や英医療機器メーカーの買収を利用した損失の解消を計画。買収金額と純資産の差額を、ブランド力などの「のれん代」として架空計上し、公表した。」と報じている。

3人はいずれも起訴内容を認め、量刑が争点となっており、弁護側は「社会的制裁も受けている」として、執行猶予付きの判決を求めていた。