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あべぴょん、ポスターアプリ、カクサン部 参院選の各党のインターネット選挙戦略は効果ある?

2013年07月07日 17時11分 JST | 更新 2013年07月08日 00時12分 JST
自由民主党/日本共産党

7月4日の参院選公示から解禁されたインターネットを使った選挙運動。各党は候補者のTwitterやfacebookへの投稿、街頭演説の生配信の他にも、あの手この手を駆使し、インターネットを通じて支持者の獲得を狙っている。

自民党は、安倍総裁に似せたゆるキャラが登場するゲームアプリ、「あべぴょん」を作成。スマートフォンを傾けるだけでプレイでき、キャラクターの「あべちゃん」をジャンプさせその高さを競うゲームで、スコアが上がるごとに新人議員から青年局長、幹事長、総理大臣など「あべちゃん」を様々な要職に就かせることができる。Android用のアプリを配布しているGoogleplayでは、7日の時点で5万件以上ダウンロードされている。

有権者だけなく、選挙権がない未成年者にも人気があるようで、中学1年生でタレントの春名風花さんもスコアをTwitterでつぶやいている。

さらに、このゆるいゲームについてフリーライターの赤木智弘さんからこんな意見も…

一方、民主党では、海江田代表や、細野幹事長、参院選公認・推薦候補者と2ショットポスターが撮影できる「民主党ポスターアプリ」を作成している。2ショット写真を撮影したい人を選び、自分の名前を入力し、さらに「暮らしを守る力になる」「今ですよ、今!」といった事前に登録されたキャッチコピーを選択し、ポスターに表示させることができるのだ。このアプリで作成したポスターを屋外掲示すると公職選挙法に抵触するので注意が必要だ。

さらに、AR(拡張現実)という新しい技術を用いたポスターを作成。ARアプリをスマートフォンやタブレットにダウンロードし、アプリを起動した状態でポスターや、民主党のマークにかざすと、あたかもポスターの中にいる海江田代表が歩き出し、喋りだしているように見えるというもの。


また、社民党でも、AR技術を用いたポスターを作成しており、こちらではスマートフォンをかざすと、ゆかた姿の福島党首のコメント動画が再生されるというものだ。


果たして、街角でポスターを見つけて、アプリをダウンロードし、スマートフォンをポスターにかざす有権者はどれほどいるのだろうか。

そして、共産党では「カクサン部」という、様々なゆるキャラが共産党の政策について広報するPR部を結成し、Twitterなどのソーシャルネットワークでの「拡散」を目指している。子育て・教育担当の「子曽館育子(こそだていくこ)」や、雇用担当の「雇用のヨーコ」など、各政策に担当のゆるキャラがおり、Twitterなどで共産党の政策について訴えている。

「日本共産党 カクサン部のトップページ」

日本維新の会では、新たにメールマガジンの配信を始める。朝日新聞によると、石原共同代表の「暴走老人憲法にほえろ」や東国原議員の「そのまんま参院選」「アントニオ猪木語録」などが掲載されるという。

日本でのインターネット選挙運動は始まったばかりだ。インターネットを通じて政党と有権者の距離をどれだけ縮められるのか。各政党は手探りの状態が続いているようだ。

※読者の皆さんはこうしたインターネット上の選挙運動についてどう思いますか?ご意見をコメント欄にお寄せください。

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