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原発が参院選の争点にならないのは、賛成派が多いから?

2013年07月07日 22時38分 JST | 更新 2013年07月07日 23時13分 JST
EPA時事

ジャーナリストの武田徹氏がハフィントンポストで7月3日に発表した記事「原発が参院選の争点になっていない理由」が、大きな議論を巻き起こしている。

なぜ参院選の争点として原発問題が盛り上がらないのかについて、原発が立地する自治体に対して「脱原発」を唱える人々が「原発を選ばずとも地域が過疎化から脱し、豊かな生活ができる方策を提案できていないからだ」と、武田氏は分析した。これについて賛否両論が沸き起こり、40件以上のコメントが寄せられた。代表的な物を抜粋して紹介する。

まずは、武田氏の主張に賛同して「政党やメディアの無策」とする意見だ。以下のような意見が寄せられた。

政党やメディアが、庶民にとって、それほど関心が集まらないようにしているだけで、本来論争があってしかるべきだとおもう。やはり、根元的には上記なような地方における過疎や貧困問題に対する議論を無視する政党に原発問題が今選挙の争点になっていない原因が有ると思います。
novi nona 2013年07月05日 16時41分

また、立地自治体の意向以前に、もっと大きな問題としてすでに有権者が「原発問題に無関心だから」とする意見も出ている。

原発問題の本質的な構造というよりも、国民の関心があまりにも経済政策とその効果に集まりすぎているからです。単刀直入に言えば、自分の懐具合が一番気になる訳で、エネルギー問題やTPPなどは重要でないと言うつもりはありませんが、庶民にとって雲を掴むような論争であるためそれほど関心が集まらないのではないでしょうか。


surfcity2013 2013年07月05日 00時23分

同じ日本で起こった原発事故でありながら、原発の是非、エネルギー問題が選挙の争点にならないのは、やはり、多くの日本人にとって「差し迫った問題ではない」(本当はそうではないはすだと思いますが)と感じている・考えているからではないからでしょうか。
yoshidanariaki 2013年07月03日 14時30分

しかし、もっとも目についたのは「多くの人は本音では原発賛成」とする意見だった。昨年の衆院選で「脱原発」を掲げた政党が軒並み壊滅して、原発維持に積極的な自民党が勝利したことから分かるように、国民のサイレント・マジョリティーは原発を支持しているという見解だ。主な物は次の通り。

衆院選では反原発を前面に打ち出した多くの政党が敗北したことで、既に決着はついている。さらに言えば、3.11以降、知事選でも明確に反原発を主張し、当選した知事は一人もいない。多くの国民は気をつかってあえて口は出さないが、本音では原発再稼動を支持しているのである。
ichitaro xyz 2013年07月04日 15時26分

原発電力の消費地住民からすれば、発電方式はなんでもよく、電力が使えればハッピーなのです。逆に自由に電力が使えない不便な状況は避けたい。となると知識があり、ロジカルな人ほど「現在の日本のエネルギー事情を考慮すれば、原発が必要」という結論になりがちです。そこには立地地元の人の不安を思い至る気持ちはありません。
yamagoo 2013年07月04日 09時43分

原発も温暖化防止・国富流出の阻止・潜在的な核武装という面でメリットもあるのではないですか?もちろんデメリットはあります。事故が起きた場合の被害は甚大です。技術が進んだとしても原発事故が起きる可能性はゼロではありません。それでもメリット・デメリットを見極めた上で、当面の原発稼働を選んでいる人も多く居ます。
KeI2013 2013年07月05日 20時59分

【※】このように「原発が争点にならない理由」をめぐって、様々な立場から議論されています。読者の皆様は、こうした意見についてどのように感じましたか。コメント欄にご意見をお寄せください。

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