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米ボストン爆破テロの初公判 ツァルナエフ被告は「無罪」主張

2013年07月11日 00時00分 JST | 更新 2013年07月11日 00時24分 JST

問われた罪すべてに対して「無罪」を主張、−−−。今年4月に起きたボストン・マラソン爆破事件の初公判で被告が事件後初めて姿を見せた。

チェチェン系アメリカ人のジョハール・ツァルナエフ被告は10日、米ボストンの連邦裁判所で行われた罪状認否に出席した。検察側によると、被告は4月15日、ボストンマラソンの会場で爆発物を相次いで爆発させ、観戦中だった8歳の男の子を含む3人を殺害、約200人に重軽傷を負わせたとされる。けがをした人のうち少なくとも10人が手足の切断を余儀なくされた。また、逃走中に警察官を殺害したことを含む30の罪に問われている。このうち17件が有罪となれば終身刑や死刑になる可能性が高くなる。

ニューヨーク・タイムズなどによると、この日、裁判所には事件の遺族や被害者などが多く詰めかけた。オレンジ色のつなぎを着て、左手にギプスを巻いたツァルナエフ被告は検察側が主張する30の罪状それぞれに対して、ロシアなまりの英語で「Not Guilty=無罪」と言い続けたという。無罪を主張する理由を語ることはなかった。その間、傍聴席を見たり、反省の弁を述べることは一切せず、わずか10分ほどの手続きを終えて退廷した。

■不敵な笑み、投げキッス

CNNは以下のように報じている。

息子2人が重傷を負って足を切断したという女性は、ツァルナエフ被告がかすかな笑みを浮かべたように見えたと話し、「一切反省しているようには見えない」と唇をかんだ。

CNN 2013.07.11.09:43)

ボストンの地元紙「ボストン・グローブ」によると、被告は退廷する際、彼の親族とみられる女性に対して投げキッスを送ったという。

検察側によると裁判は3~4カ月におよぶ見通しで、100人の証人申請を予定している。検察側は死刑を求刑する可能性を否定していない。

■関連ツイート

「爆破事件がボストンの街にどれほどの衝撃を与えたか。事件からの生還した人たちのことを思い、彼らに心の平穏と癒しが訪れることを祈っている」

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