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写真をCG加工しても児童ポルノに、全国初の摘発【争点:クールジャパン】

2013年07月11日 16時10分 JST | 更新 2013年07月11日 16時19分 JST
時事通信社

発売禁止になった少女のヌード写真集をパソコンで加工し、コンピューターグラフィックス(CG)の画像を販売したとして、警視庁少年育成課は、児童買春・ポルノ禁止法違反容疑で、岐阜市正木のデザイン業、高橋証容疑者(52)を逮捕した。CGなど、写真以外の画像を児童ポルノとして摘発したのは全国で初めて。

産経ニュースは、次のように報じている。

高橋容疑者は昭和57年~平成5年に出版された9~14歳ぐらいの少女の写真をスキャナーでパソコンに取り込み、髪形や姿勢を一部変え、顔などは少女とよく似るように色づけしてCGを作成。それらを収録した画像集をインターネットでダウンロード販売していた。

(産経ニュース「CGも児童ポルノ、写真以外で全国初摘発 デザイン業の男逮捕」より。 2013.7.11 13:11)

現行の児童ポルノ禁止法は、児童ポルノの第三者への提供や販売が違法となっているが、被害児童が実在しない漫画やアニメは対象ではない。共同ニュースによると、「つくりも非常に精巧なため児童ポルノとみなした」とのことだ。

報道によると、高橋容疑者は調べに対し、

多くの写真集が(同法成立で)販売禁止になり憤りを感じていた

コンピューターグラフィックスであれば摘発されないと思った

などと回答しているという。

児童ポルノ禁止法は、自民党、公明党、日本維新の会の3党によって5月29日に改正案が国会に提出されており、個人がみだりに児童ポルノを持つ「単純所持」にも規制を拡大したり、これまで対象ではなかった漫画やアニメ、CGなどへの規制も、今後の検討項目として、「調査研究」の対象に含まれており、現在も国会で継続審議中となっている。

このニュースに対して、インターネットの反応は冷静な物が多い。

一方、今回の摘発に対する疑問の声も上がっている。

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