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参院選 三重、岡田克也氏のおひざもとで民主の牙城を突き崩す?【注目の選挙区・動向まとめ】

2013年07月17日 18時08分 JST | 更新 2013年07月17日 18時09分 JST
時事通信社

参院選の選挙戦も終盤となり、激戦区の「1人区」で熾烈な戦いとなっている。自民優勢が伝えられる選挙戦では、自民は候補を絞り込んだ2~5人区で全員が当選する可能性がある。自民はさらなる議席の上積みを狙い、激戦となっている1人区のうち岩手、山形、三重、沖縄を重点区に設定し、安倍首相をはじめ閣僚や党幹部を投入して、てこ入れを図っている。

安倍晋三首相(自民党総裁)は15日、三重県内で街頭演説を行い、「日本を変えるには、この三重県で厚い壁を打ち破らないといけない」と支持を訴えた。

産経MSNニュースによると、三重は2000年の参院補選以来、民主党が5連勝する「民主王国」だ。自民の優勢が伝えられるなか、民主党は地元の岡田克也前副総理が県内にほぼ張り付きで、票固めに必死だ。

岡田氏は、これまで衆参の国政選挙で地元にほとんど戻らなかった。公示日の4日も、津駅前で演説、いつもの落ち着いた口調から一転して、「自民党の暴走を止めるために民主党に力をください」と、声を張り上げた。民主現職の高橋千秋氏(56)と二人三脚で県内5カ所で演説し、1人だけで企業回りもした。

朝日新聞デジタルによると、岡田氏は5日、過去5回の参院選で民主候補の得票率が県内で最も低かった南伊勢町に向かい、「みなさんが推薦はがきを何枚出せるかが勝負です」と集まった約40人に頭を下げた。その後は、企業を訪ね、尾鷲市と御浜町で集会に参加。今年に入って週末ごとに県内に戻っており、「岡田氏がどぶ板選挙をしている」と驚かれるほど、こまめに企業や支援者を回ってきたといい、ミニ集会は250回を超える。

三重県は長く続く「民主王国」であり、民主にとっては全国31の1人区で「勝てる可能性が最も高い選挙区」と期待がかかる。自民は引退した斎藤十朗元参院議長が最後に当選した1998年以来、15年ぶりの議席奪還を目指す。

安倍首相に先立ち、11日には石破茂幹事長が三重入りを果たしている。

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