NEWS

山口晃×GAINAX×ドン ペリニヨン 異色のコラボ映像を公開

2013年07月26日 01時00分 JST

人気画家、山口晃さんと「新世紀エヴァンゲリオン」などで知られるアニメーションスタジオ「GAINAX」がコラボした映像作品がネットで発表された。フランスのシャンパンブランド「ドン ペリニヨン」が展開するプロジェクト「The Power of Creation in Japanー創造する力」の一貫として制作されたもので、7月26日から28日までの3日間、東京・六本木の東京ミッドタウン内「リステア」でも一般公開される。

このプロジェクトは、新商品「ビンテージ2004」のお披露目のため、日本で実施。映像は12分ほどで、直径7メートルの円形のスクリーン上で、山口さんの絵画やガイナックスが制作したアニメーションが融合、走馬灯のように流れるというものだ。人々の記憶や歴史、ドン ペリニヨンを彷彿とさせるモチーフが現れては消え、散ってゆく中、山口さんの描いた山水画の大作が出現する。

映像作品は、山口さんとGAINAX代表取締役・監督、山賀博之さんが今年2月、フランス・シャンパーニュ地方にあるオーヴィレール大修道院を訪問、ドン ペリニヨンから着想を得て制作したという。山賀さんは「走馬灯は、人の記憶、文化の記憶、人類の記憶、ワインの記憶、そういったものにどう秩序を持たせ、映像化したらよいのだろうと考えたところで出てきたアイデアです」とそのコンセプトを説明。

また、山口さんは、ドン ペリニヨンについて「力強さ」より「複雑さ」で成り立っていると説明を受け、そこから山水画など数点を描いたとコメントした。「力強さというのは、強いけれども一時のこと。喜び、快楽に近く、一瞬人を素晴らしく高揚させる。しかし、そうではない、じわじわと染みてくるものが幸せです。幸せは人間の深いところに届く感情。だとしたら、安心感のある絵を描けばいい。構図がしっかりして、深みのある、しっとりと際をぼかして、すっと空間を深めるような、見ていて目にしみ込んでくるものを描ければなあと思いました」

三者三様のクリエーションが複雑に均衡する映像作品。3日間だけ展示される東京ミッドタウンでは、円形に配置されたスクリーンに投影されるほか、メイキング映像も紹介される。鑑賞は無料。

関連記事

The Power of Creation