NEWS

太陽の磁場が完全反転へ 太陽系全体に「さざなみ効果」

2013年08月07日 22時41分 JST | 更新 2013年08月08日 21時49分 JST

地球は準備した方がいい。太陽が磁場を反転して極性を変化させ、180度方向を変えようとしている。

NASAが支援する観測の結果によると、完全反転はこれから数カ月のうちに起きると予測される。

スタンフォード大学Wilcox Solar Observatoryのディレクター・太陽物理学者のTodd Hoeksema氏は、NASAの声明で次のように述べている。「3~4カ月以内に磁場の完全反転が起きると考えられる。この変化は太陽系全体にさざなみのような波及効果を及ぼすだろう」

では、我々は太陽の磁場反転を心配するべきだろうか?

歴史によれば、心配する必要はない。

太陽系にとって磁場反転は大きな事象だが、極性の変化はむしろ定期的に起きるものだ。磁場反転は11年ごとの太陽活動周期のピーク時に起きる。第24太陽活動周期の中間点に近づくと、先に極性を変化させた太陽の北極に続き、南極がすぐに磁場信号を変化させるだろう。

極性の変化は太陽圏全体(冥王星をはるかに超える太陽磁区)に、ある特定の変化を起こすだろう。しかし、NASAがScienceCastsのビデオで説明しているように、地球が受ける最も大きな影響は、地球の周辺宇宙の天気が少し荒れるのではないかということだ。軌道上にいる宇宙飛行士は、宇宙線のちょっとした変化を確認する可能性もあり、これは危険性があるかもしれない。

太陽活動のレベルは11年周期で変化する。今年、太陽周期中で活動が最も激しいピークの期間中に、黒点など乱流レベルの上昇が磁場反転に伴うだろう。

しかし、太陽物理学者が指摘するように、2013年にあたる周期のピークは過去1世紀に観察された中で最も弱いもので、活動性はほぼ最小限だ。

磁場逆転についての詳しい説明は、以下のNASA、ScienceCastsビデオで。

[(English)  Translated by Gengo]

gengo logo

関連記事

太陽の様々な表情