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NSA、国連ニューヨーク本部も盗聴 ドイツ紙報道

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NSA、国連ニューヨーク本部も盗聴(Der Spiegel報道)

米国と国々との間で、一時は秘密だったNSAスパイ問題に関する緊張が高まる中、ドイツのDer Spiegel紙は今日(米国時間8/25)、NSAが国連のニューヨーク本部を一年近くにわたり盗聴していたと報じた。

Der Spiegelは、セキュリティーコンサルタント転じて情報漏洩者、エドワード・スノーデン「由来」の文書を多数挙げ、NSAが国連のテレビ会議システムを2013年夏に初めてクラックしたことを示した。

Der Spiegelが入手した文書の中には、関係者が自分たちの行動を説明する一種陳腐な文章も見られる — 「このデータトラフィックは、国連の内部テレビ会議の様子を伝えるものだ(イエィ!)」と書かれたものもある。その後、解読された会話の数は12から458へと増大し(まず間違いなくそれ以上に増えただろう)、NSAが国外組織に対する監視強化を続けていたことが伺われる。

しかも、NSAがこの方法で標的にした組織は国連だけではない — これもDer Spiegelが入手した文書は、Special Collection Serviceというプログラムの存在を示しており、これはNSAによる世界80カ所の大使館および領事館の監視を可能にするものだ。標的リストの中には、国際原子力機関(IAEA)および欧州連合も含まれているが、これらの組織にNSAがどこまで侵入に成功したのか正確なところは現時点では不明だ。もはや驚くことではないだろうが、Special Collection Serviceは「テロリスト対策とは全くと言っていいほど無関係」なよくできた計画であると、Der Spiegelは書いている。

これは当惑させる新事実ではあるものの、国連が国際スパイ活動の舞台になったのは初めてとはほど遠い。英国議会のClare Short議員は2004年に、英国諜報員が当時のコフィー・アナン国連事務総長をスパイしていたことを暴露し、The Observer紙は、2003年の米国によるイラク侵攻直前に安保理事会メンバーを含む国連高官に対する監視を強化するようスタッフに指示する、NSA高官の漏洩した書簡を公開した。

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(翻訳:Nob Takahashi)

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