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視線追跡メガネ、データはスマホに保存 脳波センサも搭載

2013年08月29日 23時50分 JST | 更新 2013年08月29日 23時57分 JST
engadget

脳波センサ搭載の視線追跡メガネ Eye Tracking Glasses 2.0発表、データはスマートフォンに保存

視線追跡技術などを研究開発するドイツ SMI (SensoMotoric Instruments) が、メガネ型アイトラッキングデバイスの新製品 Eye Tracking Glasses 2.0 (ETG 2.0) を発表しました。

ETG とは装着している人の視線の動きを表示・記録する視線追跡メガネ。買い物客の視線をトラッキングして効果的な商品配置を研究したり、アスリートのトレーニング(空間認識や動体視力のテスト)、病気やケガで言語障害が残った場合の視線を使ったコミュニケーションなど、幅広い分野で活用されています。

今回のモデルは、2.0 の名の通り初代よりも洗練されたデザインになり、トラッキング性能も向上しています。またデータは PC 以外に Galaxy S4 ベースの SMI-ETG Recording Unit 2.0 へ保存することが可能になりました。

加えてサングラスフィルタやアクティブシャッター式 3D グラス、6D ヘッドトラッキングデバイス、さらに Emotiv 社のモバイル EEG センサ(ざっくり説明すると脳波センサ)の取り付けにも対応します。

eye tracking glasses

また同じくドイツにあるリサーチ機関 KMRC は SMI と協力して、今年5月に開催されたサッカー欧州チャンピオンズリーグ決勝戦でサッカー選手を対象とした実験をおこなっています。

eye tracking glasses

内容は、決勝に進出した両チーム(奇しくもこれまたドイツの2チーム)のファン61人を集めて全員 ETG を装着し、観戦中の視線追跡データを収集するというもの。

そのデータをもとに、異なるチームのファンの間で試合中に注目する部分が違ったり、それによって試合後に特定の場面を思い出す際に見解が異なる(例: 「あれはファールだ」「いやダイブだ」) のはなぜか、といった研究をするとのこと。

SMI は ETG の価格を公表していませんが、興味のある方はリンク先 SMI のウェブサイトへどうぞ。

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