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第18共徳丸、9月9日から解体開始 津波で打ち上げられた漁船

2013年09月04日 01時36分 JST | 更新 2013年09月09日 21時07分 JST
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A woman looks at a vessel swept inland by the tsunami following the Great East Japan Earthquake in Kesennuma, Miyagi Prefecture, Japan, on Sunday, March 10, 2013. Japan's economy grew at an annualized 0.2 percent last quarter after shrinking 3.7 percent the three previous months, the worst since the 2011 earthquake, revised government data show. Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg via Getty Images

東日本大震災の津波で気仙沼市の市街地に打ち上げられた漁船「第18共徳丸」(330トン)について、船主から解体を受注した北海道のNPO法人「シップリサイクル室蘭」は2日、解体作業を9日に始めると発表した。朝日新聞デジタルが報じた。

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第18共徳丸は全長60メートル、総トン数は330トンもある大型巻き網漁船だ。東日本大震災の津波によって、港から750メートルも離れた市街地まで運ばれた。周囲のガレキや漁船が取り除かれて更地になった後も、大きすぎて移動できなかった第18共徳丸だけが残っていた。

時事通信によれば、第18共徳丸は、津波の教訓を後世に伝えたいとして保存を目指した菅原茂・気仙沼市長らの意向で、約2年半にわたり解体が見送られてきたが、船主の儀助漁業(福島県いわき市)がこのNPO法人と契約。気仙沼市が7月に行った市民アンケートで、約7割が保存は必要ないと回答したことから、菅原市長も保存を断念したという。

解体作業は、9月9日~10月19日の予定。約40日で終了する見通し。

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