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クリントン元大統領、政府機関閉鎖の危機について語る「共和党はアメリカの没落を願っているようだ」

2013年09月29日 19時29分 JST | 更新 2013年09月29日 19時29分 JST


アメリカのビル・クリントン元大統領は、10月1日に政府機関閉鎖の懸念が高まっていることに関し、アメリカABCテレビの番組「ディス・ウィーク」でインタビューに答えた。クリントン元大統領はオバマケア(アメリカの医療保険制度改革)の撤回に執着する共和党の要求を批判した。

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「こんな事態は見たことがない。今まで振り返ってみても、主要政党が何もしないでただ時間を潰しているようなことがあっただろうか。しかも、彼らはアメリカが没落することを願っているかのようだ」

野党共和党が優勢のアメリカ下院議会は9月29日未明、政府への支出を継続させる代わりに医療費負担適正化法(オバマケアの正式名称)関連予算を削除し、延期する法案を可決した。下院の共和党がオバマケアの予算を認めず、撤回を求めるために行った投票は、この法案で43回目となる

クリントン元大統領は、オバマ大統領が共和党の要求を受け付けないのは正しいと述べた

「仮に私が今大統領だったとしても、このように過酷な医療保険制度改革撤回の交渉には応じないだろう。この交渉に応じてしまったら、低所得労働者の食卓から食べ物を奪い取ってしまうようなものだ。一方で、共和党は高所得の農家に対する農業振興の助成金や他のあらゆるものを予算に残している」と述べた。

「ゾッとする話だ。失業率が下がり、経済が成長するにつれて、給付金の支出は下がる。赤字額は半分ほどすでに解消されている。赤字の残りは、ほとんどが不要な給付金であり、悪意のあるものだ」

クリントン元大統領は、妻のヒラリー・クリントンが2016年の大統領選に出馬するといううわさに関して口をつぐんだままだ。しかしオバマケアの失敗によって彼女の機会が失われる可能性に関しては「まったく心配していない」と述べた。

インタビューは上部の動画で見ることができる。

原文はこちら。

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