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福島第二原発、廃炉の可能性を茂木敏充経産相が示唆【争点:エネルギー】

2013年09月30日 17時21分 JST | 更新 2013年09月30日 17時26分 JST
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Toshimitsu Motegi, Japans newly appointed minister of economy, trade and industry, speaks during a news conference at the prime minister's official residence in Tokyo, Japan, on Thursday, Dec. 27, 2012. Japan's parliament confirmed Shinzo Abe as the nation's seventh prime minister in six years, returning him to the office he left in 2007 after his party regained power in a landslide election victory last week. Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg via Getty Images

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茂木敏充経済産業相は30日、衆議院経済産業委員会の閉会中審査で、東京電力<9501.T>福島第2原発の存廃について、「第2原発について他の原発と同列に扱うことはできないと考えている」と述べ、廃炉もあり得るとの考えを示唆した。小熊慎司議員(維新)の質問への答弁。

小熊議員は「第2原発まで含めて(福島県内の)全基廃炉は福島県民の総意だ。第2原発の廃炉はどうか」と質問した。

茂木経産相は「今後のエネルギー政策全体の検討、新規制基準への対応、地元のさまざまなご意見を総合的に勘案して事業者(東電)が判断すべき」と述べた上で、「福島県民の心情を考えると、福島第2原発は他の原発と同列に扱うことはできない」と語った。

安倍晋三政権は「原子力規制委員会が安全と判断した原発は政府の責任において再稼働させる」との方針を明確にしてきた。今回、経産相が「第2原発は他の原発と同列に扱うことはできない」と述べたのは、過酷事故には至らず「物理的には動かすことでできる」(東電関係者)という第2原発の再稼働は非常に困難との政権の意向を示唆するものだ。

[東京 30日 ロイター]

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