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コインパーキングの「料金の罠」に注意...「1日最大500円」なのに5日間で8700円!?

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コインパーキングの料金表示に関するトラブルが増えている。「1日最大500円」と表示された看板を見て5日間利用したところ、8700円を請求される人も出ている。どういうことだろうか。

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10月3日に国民生活センターが発表したレポートによると、コインパーキングの料金をめぐっての相談が年々増加しており、2008年度は108件であったが、2012年度には243件になったという。

なかでも、「1日最大○○円」や「24時間最大○○円」という看板のコインパーキングを利用し、「高額な請求を受けた」という相談が目立つという。同レポートに掲載されている、よくある相談例を紹介しよう。

■「1日最大500円」のはずなのに、5日間の利用で8700円請求された!?

愛知県の相談事例では、「1日最大500円」と書かれたコインパーキングの看板を見て、5日間利用したところ、なんと8700円を請求されたという。業者は「入庫後1回のみ1日500円で、その後は1時間につき100円」と説明したという。この条件で料金を計算すると、下記のように、2日目以降は1日あたり最大2400円かかることになる。

1日目:500円(累積:500円)
2日目:100円☓24時間=2400円(累積:2900円)
3日目:100円☓24時間=2400円(累積:5300円)
4日目:100円☓24時間=2400円(累積:7700円)


レポートによると、上記のような料金設定は規約にも書かれていたが、規約自体が「自動販売機の裏」という分かりにくい場所に掲示されていたため、利用者が気付かなかったという。

コインパーキングには、「当日最大○○円」や、「1日最大○○円」、「24時間最大○○円」、「入庫から○○時間まで最大〇〇円」など、最大料金を表記する看板が出ているところが多い。

しかし、同時に「1時間○○円」、「1日限り」、「1回限り」とも書かれていることが多く、最大料金(打切り料金)が適用される時間が限定されている場合もある。そのため、想定していた料金より高額になり、苦情につながってしまう。最大料金は繰り返し適用されるのか、1回限りなのかを利用前に確認する必要がある。

また、駐車場によっては、特定の日は最大料金が適用されない場合もあるので、注意が必要だ。

■「駐車チケット」紛失したら5000円の罰金!?

同レポートによると、駐車時に発行された駐車券(駐車チケット)を紛失した場合、高額な利用料金を請求されるという相談も多いという。なぜこのようなルールが決められているかというと、コインパーキングを長時間利用しているのにもかかわらず、駐車券を紛失したと嘘の申告をし、高額な請求を避ける人がいるからだと運営側は説明している。

しかし、後になって紛失した駐車券が見つかった場合、支払った料金を返金してくれる場合もあるようだ。また、利用料金と比較して、あまりにも高額な罰金を支払うというような規約は、「消費者契約法」にいう不当条項に該当する可能性もあるという。

■「お釣り」が出てこない

駐車場によっては、“お釣りが出ない”精算機しか、用意されていない場合がある。下記の写真のように、「お釣りは出ません」という表示がされている場合はまだ良いが、看板にしか書いていない場合もあるという。

なお、精算機によっては、間違った駐車場番号のボタンを押した場合に、操作を取り消すボタンなどがない精算機が設置されていることもあるという。

このようなトラブル増加を受け、同センターでは消費者に、事前によく確認を行うことや、トラブルになった場合は最寄りの消費生活センターへ相談することを呼びかけている。

また、駐車場によって料金の表示がまちまちであることもトラブルにつながっているため、統一的な表示に関する基準を、消費者庁に検討を求めるという。

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