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EU首脳会議、盗聴を主要テーマに アメリカ国家安全保障局(NSA)の監視疑惑

2013年10月25日 00時45分 JST | 更新 2013年10月26日 01時17分 JST
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French President Francois Hollande (R) talks on October 24, 2013 with German Chancellor Angela Merkel before the start of a European Council meeting at the EU headquarters in Brussels. European Union heads of state and government open a two-day summit on OCtober 24, focusing notably on prospects for growth from the digital economy amid data privacy concerns, plus lessons from the Lampedusa migrant tragedy. AFP PHOTO / ERIC FEFERBERG (Photo credit should read ERIC FEFERBERG/AFP/Getty Images)

ヨーロッパ連合(EU)の首脳会議が24日、ブリュッセルで開幕した。ドイツやフランスなどのEU首脳国で、アメリカ国家安全保障局(NSA)による情報監視疑惑を、主要議題にすることが決まった。EU首脳らは情報保護の強化で一致する見通しだという。時事ドットコムが報じた。

欧州を標的とした米国の情報監視は6月に表面化。その後騒動は沈静化しかけたが、仏紙ルモンドが21日になってNSAによるフランスでの7000万件以上の電話盗聴を報じたほか、独政府も23日、メルケル首相の携帯電話が米当局に盗聴された可能性があることを明らかした。



(時事ドットコム「EU、情報保護を強化へ=米監視に不信感-首脳会議開幕」より 2013/10/25 00:55)

ドイツ政府が23日、メルケル首相の携帯電話での通話が、アメリカの情報機関に傍受されていた可能性があるとの声明を発表。メルケル首相は、オバマ大統領に電話し説明を求めていた。24日には、NSAが政府首脳などを含む、世界のリーダー35人を発表していたと、イギリスの新聞「ガーディアン」が報じていた

情報活動は「テロ対策のため」に市民を監視してきたNSA。各国首脳へのスパイ活動疑惑も発覚し、オバマ大統領は、厳しい局面に直面している。

米政府は、NSAによる市民らの監視行為を「テロ対策のため」と説明してきた。しかし、各国指導者らを標的とする盗聴活動をテロ対策の観点から釈明するのは困難とみられ、苦しい立場に立たされた。



(MSN産経ニュース「盗聴、市民から世界の指導者へ 米情報機関、35人盗聴と英紙報道」より 2013/10/25 09:54)

EU首脳会議では、ドイツとフランスがアメリカと個別に協議を行い、年内までに一定の合意を目指すという。この問題は、ヨーロッパ各国で温度差があり、EU共通の対応にはならないようだ。

ドイツとフランス以外の加盟国については、必要に応じて協議に参加するとしています。

この問題を巡ってはEUとして一致した対応を求める声も出ていましたが、アメリカとつながりが深いイギリスなどとの間で温度差があり、共通の対応を打ち出すことができませんでした。



(NHKニュース「通信傍受問題で独仏が米と協議へ」より 2013/10/25 11:41)

※EU首脳会議で、アメリカの盗聴疑惑が主要議題になりました。アメリカの情報活動についてどう思いますか? 意見をお聞かせください。

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