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サハラ砂漠で92人が死亡 貧困を逃れようと国境を渡る直前に

2013年11月01日 18時23分 JST | 更新 2013年11月01日 18時23分 JST

西アフリカ・ニジェール北部のサハラ砂漠で、女性や子供を含む92人が遺体となって発見された。発見された場所が国境付近であったために、遺体はニジェールからアルジェリアに亡命しようとしていた移民ではないかと考えられてる。ロイターが報じた。

西アフリカのニジェールからアルジェリアに向かっていた移民92人が、国境近くのサハラ砂漠で遺体となって発見された。ニジェール当局が31日発表した。

(ロイター「サハラ砂漠で立ち往生、ニジェールの移民92人が死亡」より。2013年11月1日14:03)

移民たちは、およそ1ヶ月前にニジェール北部を出発した後、2台のトラックで移動していた模様。しかし、砂漠を抜ける以前に1台が故障し、別の1台も助けを呼びに行く途中で立ち往生したと見られている。

移民は9月下旬から10月初旬にかけて、2台のトラックに乗り込んで出発。しかし道中で1台が故障し、別の1台が助けを呼びに行ったものの途中で立ち往生したとみられている。

(ロイター「サハラ砂漠で立ち往生、ニジェールの移民92人が死亡」より。2013年11月1日14:03)

ニジェールや西アフリカの国々ではここ数年、干ばつや洪水などの自然災害が相次ぎ、貧困や食料不足が蔓延した状態が続いている。同じくこの地域に位置するマリも、今年1月に起きたアルジェリア人質事件の原因となったイスラム過激派と政府軍との内戦が続いている。

ニジェールやその周辺の国々ではここ数年、干ばつや洪水が相次いで慢性的な食糧不足に陥っているほか、隣国マリの北部ではイスラム過激派と政府軍との戦闘が続いています。

(NHKニュース「サハラ砂漠に87人の遺体」より。11月1日04:53)

この地域は、北アフリカやヨーロッパを目指して移動する移民の経由地となっている。同じようにアルジェリアを目指した移民19人が無事徒歩で到着したものの、後にニジェールに引き渡されたという。

ニジェール北部は、サハラ以南のアフリカ諸国から北アフリカや欧州へ渡る不法移民が通過するルート上にある。同国では貧困から逃れるため多くの移民が他国に渡っている。今年アフリカから欧州へと渡った移民の数は、これまでに3万2000人余りに上る。

(ロイター「サハラ砂漠で立ち往生、ニジェールの移民92人が死亡」より。2013年11月1日14:03)

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