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ブラックベリー、身売り断念 ソーステン・ハインズCEOは退任

2013年11月04日 21時08分 JST | 更新 2013年11月04日 21時08分 JST


カナダのスマートフォンメーカーで、かつてスマートフォンの巨人だったブラックベリーが身売りをめぐる混乱の末、ソーステン・ハインズCEO(最高経営責任者)が退任する。ハフィントンポストUK版が伝えた。

ブラックベリー社によると、ハインズ氏の退任に伴って、ソフトウェア企業のサイベース社元CEOジョン・チェン氏が暫定CEOが就任する。チェン氏は、ブラックベリー社の取締役にも就任する予定。

かつてCEOとして苦戦していたサイベース社を好転させたチェン氏の経験がモバイル業界でどう生かされるかが、かつては消費者を牽引し、ビジネス界のリーダー的存在だったブラックベリー社の将来を占う上で重要となる。

また、ブラックベリー社は、同社の主要株主であるカナダのフェアファックス・ファイナンシャル・ホールディングスと他の投資家による企業連合に47億ドル(約4650億円)で身売りする計画を中止し、新たに10億ドル(約990億円)の資金調達を行うことを発表した。

ブラックベリーは無料アンドロイドOSのグーグル、高品質のiPhoneで高収益を上げるアップル、ウィンドウズフォンで再起したマイクロソフトが支配するスマートフォン市場で戦略の転換を図ろうと苦戦してきた。

すでに下落していた株価は、今回の発表により時間外取引の段階で18.5%以上下落している。

「今日の発表は、卓越した長期投資家のみなさんがブラックベリーを信頼し、その将来に対して重要な投資をされたということを意味します。ブラックベリー社の取締役会は代替戦略の徹底した見直しをはかり、ブラックベリーと、株主を含む利用者のみなさんにとって最善の利益が図れるような行動指針を追求していきます。ブラックベリーを信頼している世界中の大切なお客様のみなさんと私たちにとってもっとも重要なのは、会社を強固にするために必要な改革を実行することです」と、ブラックベリー社のバーバラ・スタイミエスト会長は述べた。

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