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亀田興毅に敗れた韓国人選手陣営、提訴の構え 僅差の判定に異議

2013年11月19日 23時59分 JST | 更新 2013年11月20日 15時05分 JST

世界ボクシング協会(WBA)バンタム級タイトルマッチ12回戦が19日、韓国・済州島であり、亀田興毅(27=亀田)が同級14位の孫正五(32=韓国)に判定2-1で勝った。亀田は8度目の防衛成功。

試合後、孫陣営は判定を不服としてWBAに提訴を検討していることを明らかにした。韓国の通信社・ニューシズは以下のように伝えた。

孫正五を指導した金漢相館長は20日、ニューシズの電話取材に「我々が勝った試合だった。亀田も試合後、孫正五の手を挙げたほどだ」と怒りをぶちまけた。

この日、済州で開かれこそしたが、日本の「亀田プロモーション」が主催したため、事実上のアウエーになるだろうとの予測が大勢だった。

金館長は「30年ボクシングをしてきたが、0.5点差の採点表は初めて見た。実におかしい」として、「ホームのアドバンテージはないとは予想していたが、ひどい部分があった」と声を高めた。

提訴については「検討中」と明らかにした。

(NEWSIS「釈然としない判定負けに孫正五〝WBA提訴を検討中〟」より 2013/11/20 10:23)

試合はランキングで格下の孫が、地元の声援を受けて王者・亀田に積極的に打って出る展開。10回には孫が左ストレートで亀田からダウンを奪った。その後は両者とも決め手を欠き、12回を終えて判定に持ち込まれた。

時事通信は、判定方法に「不可解」と疑問を投げかけた。

2-1の判定結果がアナウンスされると、会場は不満の声が上がった後に静まり返った。不可解なことに、亀田興本人も知らなかった0.5点刻みの採点が採用されていた。WBAの立会人を務めたギル氏は「ルール会議で採点法は両陣営に伝えた。亀田が知らなかったことはない」と弁明したが、またボクシングという競技の公正性が疑われても仕方ない試合になってしまった。



(時事ドットコム「亀田興、思わぬ大苦戦=不可解な判定勝ち-WBAバンタム級」より 2013/11/20 00:23)

孫は採点結果に怒りをあらわにした。

僅差の判定負けとなった孫は「判定には全く満足していない。今でも勝ったと思っている。日本で見ていたファンも僕が勝ったと思っているはずだ」と怒りをぶちまけた。

(中略)

「効くパンチは一発もなかった」と亀田のパンチ力不足もこき下ろした。初の世界挑戦でビッグチャンスを逃し「ダウンを取った時に倒しきれなかったことが悔やまれる」と残念がった。

(スポニチ「挑戦者怒り「日本のファンも僕が勝ったと思っているはず」」より 2013/11/20 05:30)

一方、辛くも勝った亀田は、神妙に試合を振り返った。

「言葉がないですね。効いたパンチはなかったけど(相手のパンチが)一発当たっただけで(歓声が)大きい。リングもガタガタしてフットワークが使えなかった。すべてを含めて敵地だった」

(中略)

8回に左目、9回には右目の横を切り、傷が残ったままの亀田は、「一から仕切り直ししたい。ボクシングのすべてを考え直す。デビューから10年、ちょうどいい機会」と敗者のように話した。

(SANSPO.COM「情けない…興毅、前代未聞のドタバタV8/BOX 」より 2013/11/20 05:04)

【※】判定は妥当だと思いましたか?皆さんのご意見をお聞かせください。

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