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リアルな女性とバービー人形の顔をミックス(写真)

2013年11月26日 00時21分 JST | 更新 2013年11月26日 00時21分 JST

バービー人形が平均的な19歳の女性の体型で作られたとしたらどのように見えるかについては、すでにご紹介した(日本語版記事)。しかし、バービー人形の顔立ちを、リアルな女性の顔立ちとミックスしてみると、その結果に驚かされる(上記動画の24秒から)。

それが、写真家のシーラ・プリー・ブライト氏が2003年に「プラスティック・ボディーズ」で行ったことだ。このシリーズは現在、移動美術展「アフリカン・アメリカン文化と、ポーズをとる美女たち」の中で展示されている。

プリー・ブライト氏の作品のほとんどは有色人種の女性に焦点を当てており、リアルな女性の肉体や顔立ちのイメージを人形のものと組み合わせることにより、有色人種の女性と白人の美の基準との複雑な関係を探っている。

プリー・ブライト氏は米ハフィントン・ポスト宛の電子メールで、作品について語ってくれた。

「完璧な女性の肉体」という米国人の概念は明らかに、コマーシャリズムを通して表現されている。「イメージこそすべて」であり、多くの人々が何百ドルも投じて真似たがる流行が紹介される。女性たちにとって、シリコンで胸を大きくし、かつらでショートヘアーをロングにし、つけ爪をつけ、ときには目にコンタクトを入れるのは、ますます当たり前のことになっている。

雑誌の表紙でさえ、グラフィック・アーティストがソフトウェアで写真を修正し、細いウエストや透明な肌のイメージを完璧なものにする。その結果、モデルの女性の肉体は「人形のレプリカ」と化し、「自然な美」は幻想に取って代わられている。

プリー・ブライト氏は、「アイデンティティを探し求める有色人種の女性」としての自分の体験も、作品の糧にしている。同氏は2009年に行われた、写真ブログ「ドッジ&バーン」のインタビューの中で、軍人一家で育ち、様々な世界の文化に触れてきたことで、自分の拠り所はどこかを絶えず問いかけるようになったと打ち明けている。

「多くの女性、特に有色人種の女性は、パーソナル・アイデンティティ(自分らしさ)の喪失を経験している。この作品はそれを取り上げている」と、プリー・ブライト氏はハフィントン・ポストに語ってくれた。以下のスライドショーでは、同氏の作品の一部を見ることができる。

"Plastic Bodies" by Sheila Pree Bright

The "Plastic Bodies" series can be seen in the show "Posing Beauty in African American Culture," curated by Deborah Willis, at the following locations:

Spelman College Museum of Fine Art

September 5 - December 7, 2013

Atlanta, GA

Evansville Museum

January 19 - March 16, 2014

Evansville, IN

Virginia Museum of Fine Art

May - August 2014

Richmond, VA

[(English) 日本語版:松田貴美子、合原弘子/ガリレオ]

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Barbie With An Average Woman's Body