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くまモン、293億稼いでコストはたったの9000万円。その戦略とは

2013年12月05日 00時32分 JST | 更新 2013年12月05日 00時54分 JST
The Huffington Post

全国的な人気を誇る熊本県のご当地キャラ、「くまモン」。熊本県は2013年度、9018万円を予算化しているという。朝日新聞デジタルが報じた。

最も予算が多かったのは、「くまモン」を擁する熊本県で9018万円。次いで、岐阜県「ミナモ」6865万円▽静岡県浜松市「出世大名家康くん」6107万円▽埼玉県「コバトン」3762万円▽栃木県「とちまるくん」3087万円▽宮崎県「みやざき犬」2950万円と続く。



(朝日新聞デジタル「くまモン予算は9千万円 自治体、ゆるキャラPRに過熱」より 2013/12/04 18:42)

くまモンの経済効果に関しては諸説あるが、熊本県の担当者が2012年、グッズの売り上げが293億円だったことをインタビューで回答している。

くまモン関連グッズの売上は、昨年は293億円の規模になっています。これは、調査に答えていただいた取扱い事業者がおよそ半数にすぎなかったことを考えると、実際は倍以上になると考えられます。



(ビジネスジャーナル「“成長する”くまモン、人気の秘訣と経済効果を熊本県担当者に聞く〜目指すは欧米進出」より 2013/09/04)

くまモングッズはすでに1万点を超える。わずかなコストでこれだけの売上を誇る理由はくまモンの個性だけではない。そのブランド戦略にもある。

キャラクター利用料を無料にし、簡易な審査で使えるようにしたこと。私はこの方針を「楽市楽座」と呼んでいます。これにより、キャラクター知名度が低い頃から気軽に使ってみようという企業が現れ、実際に売り上げが上がる事例も多数生まれた。その実績が認められ、今では1万件以上の商品にくまモンが使われています。



(販促会議 2013年10月号『蒲島郁夫 熊本県知事インタビュー「くまモン『使用料0円』の戦略」』より)

申請して、それが熊本県や熊本県産品のPRにつながると認められれば、どこの誰でもくまモンを無料で使用できる仕組みだ。BMWやバカラといった世界的なブランドがくまモンと組んでいるのも、こうした背景がある。

熊本県のウェブページには申請が多数寄せられ、現在、審査に2か月がかかるという。

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