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戦中は天気予報も「特定秘密」だった 気象庁OB「台風知らせられず」

2013年12月04日 21時02分 JST | 更新 2013年12月04日 21時05分 JST
Stocktrek Images via Getty Images

戦中、天気予報も秘密 気象庁OB「台風知らせられず」

特定秘密保護法案の対象の一つが、防衛秘密だ。範囲があいまいなまま情報統制が厳しくなれば、影響は市民生活にも及ぶ。戦前・戦中と天気予報に携わった男性は、法案に当時の苦い記憶を重ねる。

「なんだこれは」。太平洋戦争が始まった1941年12月8日。京都府内の測候所で、当時18歳の増田善信さん(90)=東京都狛江市=は中央気象台(現在の気象庁)から届いた気象電報をみて、首をかしげた。

電報をもとに天気図を描き、周辺の天気を予報することが日々の仕事だった。しかし、その日届いたのは意味不明な数列。風速や気圧、気温といった必須の情報が全く分からなかった。

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【赤井陽介】

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