「サンタクロースの追跡」Googleとマイクロソフトが競う

クリスマスシーズン恒例の「サンタの追跡」が始まった。今年も、マイクロソフトとグーグルの両方の追跡サイトが楽しめる。
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クリスマスシーズン恒例の「サンタの追跡」が始まった。今年も、マイクロソフトとグーグルの両方の追跡サイトが楽しめる。

この追跡は、もともとは1955年に、北アメリカ航空宇宙防衛司令部(NORAD)の元となった米軍の組織が始めたものだ。業務を引き継いだNORADは、2007年から「Google Maps」を採用してきたが、2012年からはマイクロソフトと提携した

マイクロソフトのサンタ追跡サイトは、日本語を含む各言語に対応しており、ゲームや音楽なども楽しめる。ただ、空を飛ぶサンタを米軍の戦闘機が護衛する映像に関しては批判も生じた

いっぽうのグーグルは、マイクロソフトに対抗するため、とても可愛らしい仕上がりのサンタ追跡サイトを開始した(リンク先は日本語版)。

グーグルのサンタ追跡サイトでは、サンタの村を旅したり、窓を毎日ひとつずつ開けていくアドベントカレンダーで、クリスマスがテーマのビデオやアニメやゲームを毎日楽しんだりすることができる。

あるゲームでは、サンタのそりをコース上で走らせて、プレゼントを拾い集める。また、あるビデオでは、サンタのトナカイの1頭が、「ビーチで休暇中のサンタ」に連絡を取ろうとする。結局、そのサンタはスマートフォンを持っている、というオチなのだが、そのスマートフォンは間違いなく「Android」のはずだ。

12月中旬にはAndroidアプリも発表される予定だという。サンタクロースが12月25日に世界中を回る旅に飛び立ったときには、「Google Maps」でサンタを追跡し、彼のさまざまな行き先を教えてくれるだろう。

[Alexis Kleinman(English) 日本語版:佐藤卓、合原弘子/ガリレオ]

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