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JR東北・高崎・常磐線が東京乗り入れ 「上野東京ライン」2015年春開業

2013年12月10日 19時06分 JST | 更新 2013年12月10日 19時06分 JST
pandaposse/Flickr
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JR東日本が工事を進める、東北・高崎・常磐線と東海道線を結ぶ連絡線(通称・東北縦貫線)の開業が2015年春、愛称が「上野東京ライン」と決まった。同社が12月9日に発表した。

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東北・高崎線と常磐線は上野駅が終着駅で、オフィス街の多い東京駅方面を利用するには山手線か京浜東北線に乗り継がなければならない。このため朝の通勤時間帯、上野―東京間は非常に混雑することで知られている。国土交通省の発表によると、2011年度の上野―御徒町間の混雑率は山手線200%(体が触れあい相当圧迫感があるが、週刊誌程度なら何とか読める)、京浜東北線194%と、目標とする180%(折りたたむなどすれば新聞を読める)を上回っている。

完成後は東北・高崎・常磐線が東京駅に乗り入れ、東海道線と直通運転する。上野―御徒町間の混雑率が大幅に緩和すると期待されている。

上野―東京間はかつてレールがつながっていたが、東北・上越新幹線の東京駅乗り入れとともに一度撤去された。朝日新聞によると、神田駅周辺の住民が反対していた。

3線はかつて東京駅までつながっていた。国鉄は70年代、縦貫線と呼ばれたこの線路をいったん撤去して重層式の高架を建設し、新幹線の上に敷き直す計画を立てた。

地元の町会などが「景観や騒音が悪くなる」と反対。国鉄は83年8月、新幹線だけに縮小することにした。(中略)国鉄は「将来は別として今回は縦貫線工事は中止する」と説明したとするが、地元側は「聞いていない」という。

(朝日新聞2003年1月11日付夕刊)

反対住民はJR東日本を相手取り工事差し止めを提訴していたが、東京地裁は2012年9月24日、請求を棄却する判決を言い渡している。

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