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世界各地で「土葬用の土地不足」が深刻:32階建ての墓地ビルも

2013年12月18日 02時13分 JST | 更新 2013年12月18日 02時13分 JST

ノルウェーでは現在、墓地用地の不足が深刻化している。墓は、わずか20年で次の利用者を入れなければならない状態だ。埋葬は土葬方式であるため、遺体が早急に土に返るよう、地上から棺に向かって石灰等を注入する業者もいるという

この問題について考える会議「Conference for Nordic Cemeteries and Graveyards」(ノルウェーの墓地および共同墓地について考える会議)が開催され、その解決方法が公募された。

オスロ市に住む学生マルティン・マクシェリーさんは、「立体型共同墓地」の建設を提案(PDFページ)した。この立体型共同墓地は数千人の遺体を収めることができるが、必要に応じて増築も可能であり、最終的には超高層ビルになるよう設計されているという。

墓地ビルには付属クレーンが常設され、遺体はこのクレーンで各々の墓へ運ばれる。ビルの中心には煙突が通り、地下の火葬炉からの灰が上っていくようになっている。

「Verge」に掲載された記事によると、立体型共同墓地は新しいものではない。ブラジルにある共同墓地「Memorial Necropole Ecumenica」は32階建ての超高層ビルであり、30年近く前から現地住民の共同墓地として利用されている(以下の動画)。

さらに昔に遡ると、パリなどの都市でも、かつては立体型共同墓地(カタコンベ)が設けられていた。ただし、墓地の建物が建設されたわけではなく、洞窟や洞穴等に、遺骨を上に積み重ねていっただけのものだが。

「世界のさまざまな埋葬方法」

[(English) 日本語版:丸山佳伸/ガリレオ]

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