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日産の「ダットサン」ロシアで復活 若年層をターゲット

2013年12月17日 23時18分 JST | 更新 2013年12月18日 15時43分 JST
Rob Boudon

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日産自動車<7201.T>は、来年4月にロシアで「ダットサン」ブランドの復活版を発表する。40万ルーブル(1万2100ドル)を下回る価格設定で、初めて自動車を購入する若年層の取り込みを狙う。

日産は1981年にダットサンブランドを廃止したが、インドネシアやインド、ロシア、南アフリカなど新興国向けに復活させる方針を昨年明らかにした。

ロシアのダットサン担当ディレクター、ジェローム・セゴ氏は記者会見で、「(ロシアでは)中古車市場の有力な代替となることを目指す」と述べた。

また、販売見通しは明らかにされていないが、今年のロシア中古車販売台数はおよそ600万台になるとの見方を示した。

ロシアは中間所得層の拡大や既存車両の老朽化など、今後の自動車販売を下支えする要因がそろっているが、景気の減速を背景に今年の新車販売台数は6%減少するとみられている。調査会社オートスタットは17日、2014年の新車販売についても5%減るとの予想を明らかにした。

だがセゴ氏は、低価格車には販売増加の余地があるとみている。ロシアの新車市場の中で40万ルーブル以下の車は現在およそ70万台と、全体の約4分の1を占めているが、2017年までに90万台に伸びると予想されている。

セゴ氏はこれについて「日産として提供できる製品を持たない大きなセグメントだ」とし、「何もしないのはリスクだ」と語った。

ダットサンは、ルノー・日産連合が2014年半ばまでに経営権を掌握することを計画しているアフトワズのトリアッティ工場で生産する。

セゴ氏によると、納入開始は来年8月から9月を予定している。

[モスクワ 17日 ロイター]

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