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ウルトラマン裁判、中国最高裁で円谷プロが敗訴 ユーエム社「中国版ウルトラマンでリメイクも」

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ULTRAMAN
ソンポート氏が独自に制作した「ウルトラマンミレニアム」(2008年、タイのアユタヤ市内のソンポート邸で撮影) | 安藤健二
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特撮ヒーロー番組「ウルトラマン」シリーズの著作権をめぐって、円谷プロとタイ人の実業家が国際裁判になっている問題で、中国最高裁で円谷プロが敗訴していることが12月26日までに分かった。

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タイ人のソンポート・センゲンチャイ氏は、日本で「特撮の神様」として知られ、ウルトラマンの監修をした故・円谷英二氏に師事した。息子の円谷プロ元社長、故・円谷皐(のぼる)氏と親交を深めたソンポート氏は「皐氏から、ウルトラQからウルトラマンタロウまでのシリーズの海外利用権を譲渡するという契約書を1976年にもらった」と主張。「契約書は真っ赤な偽物だ」とする円谷プロと真っ向から激突していた。

両者はこの契約書をめぐり、1997年から15年以上も国際裁判を続けている。円谷プロは日本では敗訴したものの、タイでは勝訴した。ウルトラマンの人気が根強い中国の司法判断が注目されていたが、2013年9月29日付けで原告の円谷プロの敗訴が確定した。

今回、中国最高裁は日本と同様に「ソンポート氏の持つ契約書に押された社判は本物。契約書は効力を発揮する」として、ソンポート氏側の主張が認められた。このことによって、「ウルトラQ」「ウルトラマン」「ウルトラセブン」「帰ってきたウルトラマン」「ウルトラマンA(エース)」「ウルトラマンタロウ」の6作品の中国国内での利用権は、ソンポート氏側にあることが確定した。

ソンポート氏からウルトラマンの海外利用権を再譲渡されたユーエム社(東京都港区)の上松盛明社長は「法的な問題が解決したことで、中国でのウルトラマンの商品展開を一層進めていきたい。旧作を元に新たに中国版ウルトラマンとしてリメイクすることも視野に検討してきたい」と抱負を語っている。

円谷プロ法務室は「これまでもウルトラマンタロウまでの旧作に関しては、中国では販売していない。今後も、中国ではウルトラマンコスモスなどの平成ウルトラマンシリーズを中心に事業展開していきたい」と話している。

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