大滝詠一さんが急死、65歳 解離性動脈瘤で ドラマ主題歌「幸せな結末」がミリオンセラー

歌手で音楽プロデューサーの大滝詠一さんが亡くなったことが12月31日、わかった。65歳だった。MSN産経ニュースなどが報じた。MSN産経ニュースは、大滝さんは12月30日午後5時半ごろ、東京都瑞穂町の自宅で倒れ、病院に運ばれたが...
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歌手で音楽プロデューサーの大滝詠一さんが亡くなったことが12月31日、わかった。65歳だった。MSN産経ニュースなどが報じた。

MSN産経ニュースは、大滝さんは12月30日午後5時半ごろ、東京都瑞穂町の自宅で倒れ、病院に運ばれたがまもなく死亡したと伝えている。

福生署などによると、大滝さんは当時家族と一緒で、家族は「リンゴを食べていてのどに詰まらせた」と話しているという。119番通報で救急搬送する際には既に心肺停止状態だった。

(MSN産経ニュース「大滝詠一さん急死 自宅で倒れる」2013/12/31 11:49)

その後、大滝さんは解離性動脈瘤で亡くなったことがわかった。

関係者によりますと、大滝さんは30日午後、東京・瑞穂町の自宅で果物を食べていたところ急に倒れ病院に運ばれましたが、解離性動脈りゅうのため亡くなったということです。

(NHKニュース「ミュージシャンの大滝詠一さんが死去」 2013/12/31 17:19)

大滝さんは岩手県出身。1970年に細野晴臣さん、松本隆さんらと「はっぴいえんど」としてデビューした。

1968年に早大に入学後、細野晴臣を紹介され、70年「はっぴいえんど」としてデビュー。自身のレコード・レーベル「ナイアガラ」を立ち上げたほか、山下達郎や大貫妙子が所属していたバンド「シュガー・ベイブ」のプロデュースなどを行った。

81年に、シングル「君は天然色」がヒット。同曲が収められたアルバム「A LONG VACATION」がヒット「第23回日本レコード大賞・ベストアルバム賞」を受賞。松田聖子のアルバムプロデュースなどでも話題になった。

(スポニチアネックス「大滝詠一さん急死 65歳 達郎、聖子プロデュース「幸せな結末」が大ヒット」 2013/12/31 11:39)

1997年には、フジテレビのドラマ「ラブジェネレーション」の主題歌「幸せな結末」を発表。ミリオンセラーを達成した。

歌手の佐野元春さんは自身のホームページで、大滝さんが亡くなったことについて次のようなコメントを発表した

大滝詠一さんが亡くなりました。

日本の音楽界はひとつの大きな星を失った。

でもその星は空に昇って、ちょうど北極星にように僕らを照らす存在となった。

大滝さん、ありがとう。

ご冥福をお祈りいたします。

佐野元春

[Update 2013/12/31 13:29]

※死因が解離性動脈瘤とわかったため、内容を追加し、アップデートしました。 (2013/12/31 17:48)

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