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北朝鮮、張成沢氏処刑で「汚物を除去」金正恩氏が新年の辞で自賛

2014年01月02日 02時41分 JST
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北朝鮮の金正恩第1書記は1月1日、新年の辞を発表した。

朝日新聞デジタルなどによると、午前9時から朝鮮中央テレビで放送し、朝鮮中央通信も配信した。1日付の労働新聞(電子版)も1面に掲載した。

この中で、2013年12月12日に処刑したとする叔父の張成沢・前国防委員会副委員長について「分派の汚物を除去」したと述べ、朝鮮労働党の「一心団結が百倍に強化された」と評価した。

わが党は昨年に強盛国家建設のための闘争が佳境の時期に、党内に隠れていた分派の汚物を除去する断固たる措置を取りました。我が党が適正な時期に正確な決心で反党反革命の分派の一味を摘発粛清することにより、党と革命隊伍がさらに堅固に固められて、私たちの一心団結が百倍に強化されました。この闘争を通じてわが党は党の戦闘的機能と役割を強化し、人民のために服務する党として、時代と歴史の前に栄誉ある使命を全うして、人民のためにさらに献身することを確言しました。

このほか、国防力強化や経済向上、スポーツ部門などで大きな前進があったと強調したほか、さらなる農業や工業生産の増強、首都・平壌の建設建設や科学技術の強化などにさらなる成果を呼びかけた。

南北関係については、韓国の朴槿恵政権が北朝鮮に融和的とされる国会議員らを逮捕し、所属政党に解散命令を請求するなど、「従北」とする勢力への政治的圧力を強めていることを批判した。

わが民族が外勢によって分断されて住んでいるだけでも胸の痛むことですが、同族同士で誹謗して反目疾視することは容認できることではなく、それは朝鮮の統一を望んでいない勢力に漁夫の利を与えるだけです。百害無益な誹謗中傷を終える時が来たのであり、和解と団結を阻害することをこれ以上してはならないのです。南朝鮮当局は無謀な同族対決と「従北」騒動を展開してはならず、民主、祖国統一を要求する民族の声に耳を傾けて南北関係改善に至らなければなりません。私たちは民族を重視して統一を望んでいる人なら、それが誰でも過去を問わず、一緒に進み、南北関係改善のために今後も積極的に努力するでしょう。

日本への直接的な言及はなかった。

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