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「はやぶさ2」12月に打ち上げへ 2020年に帰還「小惑星探査で世界の先陣を」

2014年01月09日 17時19分 JST | 更新 2014年01月09日 17時49分 JST
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宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、探査機「はやぶさ」の後継機「はやぶさ2」を2014年12月に打ち上げるという。帰還は、東京オリンピックが開催される2020年末の予定だという

幾多のトラブルを乗り越え、平成22年に小惑星のかけらを地球に持ち帰る世界初の偉業を成し遂げた探査機「はやぶさ」。宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、今年12月を目標に後継機「はやぶさ2」を打ち上げる計画だ。

(MSN産経ニュース「「はやぶさ」の感動再び! 12月後継機打ち上げ控え、関連商品など早くも盛り上がり 」より 2014/01/08 15:00)

「はやぶさ2」は、地球の近くを周回する惑星に向かう。太陽系誕生から間もない水や有機物を持ち帰ることができれば、地球の水や生命の起源に迫れると期待されている。

はやぶさ2が向かうのは地球の近くを周回する小惑星「1999JU3」。初代はやぶさが到着した「イトカワ」とはタイプが異なり、太陽系誕生から間もない約46億年前の水や有機物があるとされる。



初代はやぶさが持ち帰ったのは小惑星の表面にある微粒子だけ。今回は地表近くで爆発を起こし、金属弾をぶつけて人工的にクレーターを作り、内部の物質も採取する。



(MSN産経ニュース「「はやぶさ2」今夏完成、年内打ち上げ 小惑星内部の物質も採取期待」より 2014/01/08 10:41)

JAXAによれば、エンジン故障などを乗り越えた「はやぶさ」の経験を生かして、装置の改良や設計の変更が行われているようだ。

「はやぶさ2」の本体の基本構造は「はやぶさ」とほぼ同じですが、いくつか変更する点があります。例えば「はやぶさ」ではお椀型だったアンテナが「はやぶさ2」では平面アンテナになるなど、「はやぶさ」以降に進展した技術を導入します。

また、「はやぶさ」に無かったものとして「衝突装置」で人工的にクレーターを形成する新たな機能の搭載を検討しています。人工的に作ることができるクレーターは直径が数メートル程度の小さいものと予想されていますが、衝突により露出した表面からサンプルを採取することで、宇宙風化や熱などの影響をあまり受けていない、新鮮な地下物質の調査が出来ると期待されています。



(JAXA「小惑星探査機「はやぶさ2」」より)

JAXAの国中均教授は「必ず成果を示したい」と話しているという。

JAXAの国中均教授は「日本は小惑星探査で世界の先陣を切った。はやぶさ2でも必ず成果を示したい」と話す。



(MSN産経ニュース「「はやぶさ2」今夏完成、年内打ち上げ 小惑星内部の物質も採取期待」より 2014/01/08 10:41)

※「はやぶさ2」が打ち上げられることが決まりました。JAXAの新たな挑戦について、どう思いますか? あなたの声をお聞かせください。

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