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小沢一郎代表が、民主党の党大会出席へ その理由とは【都知事選】

2014年01月12日 20時46分 JST | 更新 2014年01月12日 20時46分 JST
時事通信社

生活の党の小沢一郎代表が、民主党の党大会に出席する意向を示していることがわかった。小沢代表の出席は、都知事選と野党再編を視野に入れた動きとみられる。党大会は2月9日から福島で開催される予定で、民主党は野党各党に招待状を送っているという。NHKニュースなどが報じた。

小沢氏は今月18日の結いの党の結党大会にも出席する意向で、野党再編に向けた動きが活発化することが予想される中、ほかの野党との関係を構築したいという狙いがあるものとみられます。

小沢氏の民主党大会への出席が実現すれば、おととし、消費税率引き上げ法の採決を巡って当時の野田総理大臣と対立し党を離れて以来、初めて民主党の会合に出席することになります。



(NHKニュース「小沢氏 民主党大会出席で調整」より 2014/01/12 04:15)

小沢代表は消費増税法案に反対し、2012年に民主党倫理規則で最も重い除籍(除名)処分にされている。

しかし、小沢代表は現在、2014年2月に行われる東京都知事選で細川護煕元首相を応援するとも報じられており、同じく細川氏を支持する民主党と共に、自民党が支援する舛添要一氏との対決に臨みたい考えともみられる。

(小沢代表は)政党色を薄めたいという細川氏の意向に配慮し、党として推薦など表立った手続きは行わず「勝手連」として応援する方針だ。小沢氏は、細川氏と同様「脱原発」が持論。細川氏と小沢氏側近は昨年末から、都知事選の見通しについて意見交換を重ねており、「今後、選挙資金の提供も検討している」(小沢氏周辺)という。



(MSN産経ニュース「【都知事選】生活・小沢代表は細川氏支持 菅元首相も」より 2014/01/11 09:03)

小沢代表は1993年、自民党を離党して新生党を立ち上げ、細川元首相らとともに非自民連立政権を成立させている。当時の小沢代表の動きを、連合元会長を務めていた山岸章の話として朝日新聞デジタルは次のように報じている。

93年2月、都内の料亭で小沢氏と会いました。「いままでの無礼はご容赦頂きたい」と小沢氏は切り出しました。「一番大事なのは政治改革です。共産党を除く野党は結束すべきで、その実現に連合の力を貸してほしい」と頼まれました。

 

前年の東京佐川急便事件などで「政治とカネ」への国民の不信は高まっていました。本気だろうかと思っていると、小沢氏は「通常国会の会期末に、野党が内閣不信任案を出します。我々も賛成し、自民党を離脱します」。そして「私たちの身柄を一切お預けいたします」と畳に手をつきました。自民党の一部が野党連合に加われば、夢に見た政権奪取ができます。

 

「悪魔とも手を組もう」。そう思いました。野党勢力を結集しようと、公明党の市川雄一書記長や日本新党の細川護熙代表などに協力を求めました。

 
朝日新聞デジタル「(証言そのとき)小異を捨てて:4 「悪魔とも手を組もう」 山岸章さん」より 2013/12/16 05:00)

小沢代表の細川元首相応援の動きは、今後の野党再編にどのような影響をあたえるのか。都知事選の行方に関心が集まる。

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