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籾井勝人NHK新会長発言、波紋は国内外に広がる 「中国はお持ち帰り」擁護の声も

2014年01月30日 00時51分 JST | 更新 2014年01月30日 00時53分 JST
時事通信社

NHKの会長に就任した籾井勝人氏の発言の波紋が広がり続けている。籾井氏は1月28日に出席したNHKの経営委員会で「不適切だった」と述べ、浜田健一郎・経営委員長が「公共放送のトップとしての立場を軽んじたものと言わざるを得ない」と注意したが、発言は国内外に拡散して抗議の声や擁護の声が広がっている。

韓国・中央日報は社説で、以下のように非難した。

一国の公営放送は国家の知性と道徳性を象徴する。特に、史実に縛られた正統な歴史観は生命線だ。ドイツの公営放送ARDとZDFの会長が、ナチスのユダヤ人虐殺について「ドイツでなくとも多くの国の軍隊が戦争中に民間人を虐殺した」として責任を回避するならば、彼は会長職にとどまることができるだろうか。NHKの記者たちの報道の独立性を考慮するといっても、籾井会長の歴史観がNHKの公正性に影響を及ぼしかねないという憂慮を打ち消すことはできない。

(中央日報「【社説】ドイツの国営放送が「他国も虐殺した」と言えば…」より 2014/01/27 09:18)

新聞労連、民放労連、出版労連などの労組でつくる「日本マスコミ文化情報労組会議」は1月29日、「公共放送の最高責任者としての資質に著しく欠ける」と、即時の辞任を求める声明を発表した。

アムネスティ・インターナショナル日本支部も抗議声明を出している。

この発言は、公共放送の会長職にある公人が、政治的な意図をもって、事実を歪曲し、戦時下における組織的な性暴力と性奴隷制を肯定し、国際法上の重大な人権侵害の責任を否定しようとするものである。アムネスティ・インターナショナル日本は籾井会長の発言に強く抗議する。

(アムネスティ日本「日本:籾井勝人NHK新会長の発言に抗議する」より 2014/01/29)

一方で日本維新の会の中野正志・参院国会対策筆頭副委員長は、韓国や中国の性風俗産業を引き合いに出し「なぜ日本がいつまでも」とNHK籾井会長を擁護した。

日本維新の会の中野正志参院国会対策筆頭副委員長が29日、NHKの籾井(もみい)勝人会長が就任会見で従軍慰安婦について発言したことにからみ、「今だって韓国の女性5万人が性産業で働いていると(韓国政府が)はっきり言っている。中国では、100ドル、200ドルで『お持ち帰りどうぞ』と言われる。なぜ日本が戦前のことをいつまでも(言われるのか)」と述べていたことが分かった。

中野氏は野党7党の参院国対委員長が集まった非公開の会合で発言した。

(朝日新聞デジタル「中韓の性産業引き合い、NHK会長を擁護 維新・中野氏」より 2014/01/30 07:23)

■コメント欄は中立性への疑問多数

一方、ハフィントンポストのコメント欄では、籾井会長が就任会見で領土問題について「政府が右と言うことを左と言うわけにはいかない」と発言したことへの疑問が主に寄せられた。

国際外交の場で「正式な賠償、正式な謝罪」を認めない日本政府の在り方がいつも問題になっているのだ。

いまNHKが国の見解を喧伝するのは、日本の孤立化を助長するようなもの。

権力から距離を置き、常に批判的な眼を向けなければ、

 国の暴走を止めるどころか、拡大させてしまうという愚は、僕たちは第二次大戦でさんざん学んだのではないだろうか。

NHK には、政権のプロパガンダ装置ではなく、冷静な批判媒体として、その社是「公立中立」をもう一度見つめ直して欲しい。

明日、ママがいないより
フォアグラの弁当使用より
ANAのCMよりも
大問題じゃないですかね。
この国の民意が、正常に機能しているかどうか

これから試されるのだと思います。
当然、解任やむなし。

NHKは、「皆様の受信料で成り立つ政府のプロパガンダ機関の放送局です!」へと向かうのだろうか?
民族衣装を身に纏った女性アナウンサーが感情たっぷりに放送する国の国営放送を連想してしまった。

報道の中立性とは、報道の意見を企業や団体からの影響を受けないようにするということなのではないでしょうか。
民法であれば、コマーシャルなどでお金を出している企業などからの影響がある危険性があるからこそのNHKではないのでしょうか。
(昔は、日本国中にくまなく放送を行うことが目的でもあったと思いますが、その時代はおわっております)
影響ありありな人がNHKのトップというのは、大変問題があると思います。

ひとりの社会人・大人として責任感在る立派な発言だと思います。
世界の現実や当時の世情という的を得ていますし、
日韓条約についても正しい論であり認識です。

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