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もんじゅ、計画見直しへ 転用案も浮上

2014年02月07日 00時49分 JST | 更新 2014年02月07日 00時52分 JST
Buddhika Weerasinghe via Getty Images
TSURUGA, JAPAN - JUNE 10: A couple walk beside the Monju nuclear reactor, one day before the three month anniversary of Japan's earthquake and tsunami on June 10, 2011 in Tsuruga, Japan. The Japanese government has been struggling to deal with the devastation caused by the magnitude 9 earthquake and tsunami, as well as the troubled Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant. The fears of an outbreak of infectious diseases are mounting due to the impending humid rainy season combined with the delay in clearing the debris. (Photo by Buddhika Weerasinghe/Getty Images)

政府は現在策定中の新しいエネルギー基本計画において、高速増殖炉原型炉もんじゅの研究計画を白紙に戻し、全面的な見直しを考えていることがわかった。47NEWSが報じた。

政府が策定中のエネルギー基本計画で高速増殖炉原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)について、実用化に向けた研究計画の全面的な見直しを検討していることが7日、分かった。トラブルが相次いでいるほか、増殖炉の必要性が薄れているためで、高レベル放射性廃棄物の量などを減らす「減容化」研究に転用する案が浮上している。



(47NEWS「増殖炉もんじゅ実用化見直し検討 国のエネルギー基本計画」より 2014/02/07 11:33)

エネルギー基本計画とは、国のエネルギーの全体量や内訳について、今後10年、20年、30年という長期計画について記したもの。2013年12月に発表した原案では、原発を「重要なベース電源」と位置づけ積極的に活用する姿勢を打ち出すとし、さらに、核燃料サイクル事業については「着実に推進する」とうたっていた。

「もんじゅ」は、プルトニウムを燃やしてさらに多くのプルトニウムを生み出す「核燃料サイクル」の実現を目指して、1995年に試運転を始めた。しかし、同年12月、ナトリウム漏えい事故が発生して運転停止。2010年に性能試験を再開したが、炉内中継装置の落下事故により再度運転を停止している。2013年5月には原子力規制委員会より、運転準備中止命令が出されていた。もんじゅの原子炉施設直下にも断層が見つかっており、活断層かどうかの検証が続けられている状態だ。

「もんじゅ」をエネルギー基本計画に盛り込まず、実用化目標を白紙にすると報道について、菅義偉官房長官は2月7日の閣議後会見において、「方向性を決めた事実は全くない」と述べた。

また、菅官房長官は新しいエネルギー基本計画について、パブリックコメントなど様々な意見をふまえ、徹底的に検討を行ったうえで策定したいと述べた。

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