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ソチの悪夢 記者たちの闘い

2014年02月07日 01時03分 JST | 更新 2014年02月07日 01時06分 JST
Chicago Tribune via Getty Images
People pose with the Olympic rings inside Olympic Park at the Winter Olympics in Sochi, Russia, Thursday, Feb. 6, 2014. (Brian Cassella/Chicago Tribune/MCT via Getty Images)

2014年冬季オリンピックを取材するため、数千人もの記者たちがロシアのソチに到着している。彼らが現地から発信するツイートから判断すると、ソチは「悪夢のような場所」らしい。

大会自体、すでにロシアの反同性愛法をめぐる国際的な論議や、安全性に関する重大な懸念などで複雑なものとなっているが、それに加えて、ここ数日間ツイッターに流れてくるのは、「ソチの水を飲むのは危険」といった、より日常的な問題だ。

「わたしの滞在しているホテルは断水している。フロントデスクが言うには、水が復旧しても、『顔には使うな。とても危険なものが含まれているから』とのことだ。」

「水はとりあえず復旧。よい点としては、顔に危険な水がどんなふうに見えるかがわかったことだ」

食品にもちょっとした問題がある。

「ロシアのはちみつ。由来がちゃんとわかるように、ハチが入っている」

窓にもいささか不具合があるようだ。

「ホテルと書かれてはいるが、ほとんど見かけだけだ。」

騒音の問題もある。

「お客さまへ:今週は緊急事態用の訓練が計画されています。サイレンを聞いたり、警官や消防車がたくさん現れたりしても心配しないでください。ご不便をおかけして申し訳ありません」

気味が悪いことも起きる。

「午前4時半。誰かが私のドアを解錠して開けた。わたしがベッドにいるのを見て、黙って逃げていった。まあ、大丈夫なようだ。」

この人物と一緒に過ごす時間も多い。

「ソチでわれわれが滞在しているホテルの受付には、床が無い。しかし、客を歓迎する写真はある。」

シャワーにも問題がある。

「ソチオリンピックのスローガンは、ホット・クール・ユアーズだが、今朝のシャワーにあてはまったのは最後の2つの言葉だけだ」

夜明けにはちょっとした災難が起きる。

「ホテル受付の若い女性は、夜明けに部屋から出てきた数十人の記者たちに対して、安全だから中に入るようにと伝えた。騒音がありましてすみませんとのことだ。つまり、緊急警報のことだが」

全体的に改善点が多いようだ。

「結局、緊急事態ではないことがわかった――このホテルが相変わらず最悪であることを除いて、ということだが。15分も寒いなかで待たされて、それからベッドに戻った」

物価のこともある。

「タンジェリン(みかんの一種)1キログラムは、アブハジアとの国境では10ルーブル(約29円)だが、ソチでは35ルーブル(約102円)になる」

しかし、少なくとも、気分を明るくしてくれる犬たちが、どこにでもいるようだ。

「ある記者は3つの部屋を見せられた。最初の2つは汚く、3番目の部屋からは1匹の犬が出てきたという。私の部屋には子犬がいるといいのだが!」

[Jack Mirkinson(English) 日本語版:兵藤説子、合原弘子/ガリレオ]

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