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Twitter、株式公開後初の四半期決算で大失速 その原因とは?

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NEW YORK, UNITED STATES - NOVEMBER 7: Twitter shares have closed at $44.90 a share on its first day of trading, 73 percent above its initial offering price on November 7, 2013 in New York. The stock is trading on the New York Stock Exchange under the symbol 'TWTR'. (Photo By Bilgin S. Sasmaz/Anadolu Agency/Getty Images) | Anadolu Agency via Getty Images
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kyokasho

ツイッター大ピンチ。収益のカギとなるタイムライン閲覧数が何と減少!

短文投稿サイトの米ツイッターが株式公開後初めてとなる四半期決算で大失速となった。同社の収益のカギを握るタイムライン閲覧数(一般的なサイトのページビューに相当)が、前四半期比でマイナスとなり、6日の株式市場において同社株は25%近くも下落した。

同社の2013年10~12月期の売上高は2億4300万ドル(約248億円)、最終損益は5億1100万ドル(約522億円)の赤字だった。売上高は前年同期比で倍増となったが、研究開発費などの増加で損失は5倍以上に拡大している。

ただ同社は成長途上の会社であり、損失が拡大することについて市場は特に問題視していない。だが今回の決算で市場関係者がショックを受けたのは、同社の成長性を疑わせる指標が出てきてしまったことである。

同社の収益力を評価するカギとなるのは、月ごとのアクティブ・ユーザー数とタイムライン閲覧数である。同社は、最大140文字の短文をネットに投稿して交流するサービスを中心に展開しており、この画面は「タイムライン」と呼ばれている。タイムラインの閲覧数は一般的なサイトのページビューに近いものなので、この数字が多ければ多いほど、広告収入が期待できる。当然、利用者数についても多い方がよい。

同社の利用者数とタイムライン閲覧数は、これまで順調に伸びてきた。前四半期の利用者数は2億3200万人、タイムライン閲覧数は1480億回であった。この四半期の利用者数は2億4100万人とおよそ4%の伸びを示したが、何とタイムライン閲覧数は6.9%の減少となってしまった。利用者は増えたものの、ツイッター上で「つぶやく」回数は減ってしまったのだ。

これは同社の今後の成長性に疑問を投げかけるものである。利用者あたりの閲覧回数が減少してしまうと、売上げを伸ばすためには無理な利用者獲得が必要となり、コスト増大につながってしまう。今回の決算だけで、同社サービスの利用頻度が減ったと断言するのは早いが、上場して早々、同社の経営はヤマ場を迎えつつある。

同社と同様、SNSのフェイスブックも利用者の減少が懸念されている。こうしたサービスは、グーグルの検索エンジンと異なり、利用者の経路依存性が弱い。このためサービスに飽きられてしまうと、容易に利用者が離れてしまうというリスクがある。同社の今後の経営は、利用者に対して、どれだけ離れられなくするのか、という点がカギになりそうだ。

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