ニュース

羽生結弦、フィギュア・ショートプログラム史上初100点台【ソチオリンピック】

2014年02月13日 15時49分 JST | 更新 2014年02月13日 17時04分 JST
Matthew Stockman via Getty Images
SOCHI, RUSSIA - FEBRUARY 13: Yuzuru Hanyu of Japan competes during the Men's Figure Skating Short Program on day 6 of the Sochi 2014 Winter Olympics at the at Iceberg Skating Palace on February 13, 2014 in Sochi, Russia. (Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

ソチオリンピックは2月13日(現地時間)、フィギュアスケート男子シングルのショートプログラムがあった。2013-14シーズンのグランプリファイナル王者、羽生結弦が、完璧な演技でショートプログラム史上初となる100点台の得点をマークしてトップに立ち、14日のフリー演技に向け好発進した。

2位にパトリック・チャン(カナダ)が約4点差で追っている。3位はハビエル・フェルナンデス(スペイン)。高橋大輔が4位、町田樹は3位と約3点差の11位につけた。金メダル候補の一人に挙げられていたエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)は、本番直前の6分間練習でトリプルアクセルを跳んだ直後に腰を押さえ、棄権した

19番手で飛んだ羽生は、前半の4回転トーループとトリプルアクセルをきっちり決めた。3回転ルッツと3回転トーループもミスなく乗り切り、持ち前のダイナミックな演技で観客の大声援を浴びた。得点は101.45点と、ショートプログラムで史上初となる100点超をマーク。得点が発表された瞬間、大きくガッツポーズをしたあと、自分に向けて小さく拍手をした。

続くハビエル・フェルナンデス(スペイン)は最初の4回転サルコーで着地にバランスを崩した。続くトリプルアクセルと3回転ルッツ、3回転トーループの連続は何とか乗り切ったが、得意とするジャンプのミスが響き得点は86.98点にとどまった。

そしてパトリック・チャン(カナダ)が登場。冒頭に4回転トーループ、3回転トーループの連続ジャンプを完璧にこなしたが、続くトリプルアクセルで勢いをつけすぎ、着地でバランスを崩した。その後は安定感あふれる貫禄の演技で観客を魅了した。得点は97.52と100点に迫る高得点をあげ、トップの羽生と約4点差に迫った。

29番目の高橋大輔は冒頭の4回転トーループが1回転足りずに着地したが、その後のトリプルアクセルや、3回転ルッツから3回転トーループへのコンビネーションを決め、ベテランらしい安定感で乗り切った。演技終了後に満面の笑顔で観客席に一礼した。得点は86.40点で4位につけた。

最後に登場した町田樹はジャンプに精彩を欠いた。4回転トーループは決めたが、続くコンビネーションの3回転トーループが1回転足りなかった。続くトリプルアクセルは決めたものの、後半の見せ場となる3回転ルッツも1回転不足した。得点は83.48点と伸びず、11位にとどまった。

羽生は「自分の演技からはほど遠い。やっぱりオリンピックなので足が震えていたところはあった」という一方で「100点を超えたというより、自分のベストを超えられたことがうれしい。今日やるべきことはやった。明日に向けてしっかり体を休め、明日は明日でいい演技をしたい」と話した。

高橋は「自分の滑りはできなかったかもしれないけど、やれることはやった。なかなか厳しい戦いですけど、まだ終わってないので、今日一段落。(明日のフリーは)精いっぱい、やれることをやって、今できる最高のパフォーマンスをやるだけ」と述べた。

町田は「悔しいです。こんなミスを僕はしないんですけど。でも、フリー次第でメダルに手が届く位置にいると思うんで、絶対にあきらめずに進む。今日は日本はバレンタインデーですよね。明日は逆バレンタインデーができるように頑張ります」と悔しさをかみ殺して話した。

関連記事

ソチオリンピック・フィギュアスケート男子シングルショートプログラムハイライト