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浴槽が無いソチ選手村、お風呂はゴミ箱で

2014年02月20日 00時57分 JST | 更新 2014年02月20日 00時57分 JST

ボブスレーのカナダ代表、ヘザー・モイズ選手は、エプソム塩入りのお風呂に入りたいと思った。しかし、ソチの選手村には、使えそうなバスタブがなくて困ってしまった。そこで同選手は2月16日(日)、バスタブの代わりに特大のゴミ箱で入浴することにし、その証拠を写真に撮って全世界の人々に公開した。

「マウンテンヴィレッジ(選手村)にはバスタブがない。なので、エプソム塩を入れたお風呂に入るために、大きなゴミ箱を使った」

モイズ選手はこの投稿に、悪名高い「#SochiProblems(ソチの問題点)」というハッシュタグはつけなかったのだが、これは間違いなく、茶色く濁った危険な水(日本語版記事)やロビーのないホテル、個室に便器が2つ並ぶ謎のトイレなどと並ぶ、宿舎の欠陥と言えるだろう。

Discovery Health」によると、エプソム塩は、筋肉をほぐし、体内のマグネシウム等を回復させる効果があるとされている(エプソム塩は硫酸マグネシウムの純粋な結晶。塩の名が付いているが、塩分は含んでいない。欧米では多くの家庭に普及しており、バスソルトとして使用されている)。

2012年に手術を受けたモイズ選手にとって、そういった癒やし効果は大切だろう。同選手はロイター通信の記事でこう語っている。

「約98%の人々の股関節窩は前向きに開いているのですが、私の場合は後ろ向きに回転していることがわかりました。手術前の成績はすべて、前が塞がれていることをものともせずに成し遂げたものです。だからこそ、私は実に奇妙なスタイルでそりを押していたのです。しかし、優れたアスリートは、埋め合わせのやり方も優れています。私は、以前よりも速くそりを押せます――それは手術のおかげでもあります」

なお、モイズ選手は19日、ケイリー・ハンフリーズ選手と組んだ女子2人乗りで、2大会連続の金メダルを獲得した

[Cavan Sieczkowski(English) 日本語版:松田貴美子/ガリレオ]

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