「アンネの日記」破損事件 警視庁が捜査本部を設置

東京都内の公立図書館で「アンネの日記」や関連本のページが破られていることが、2月20日のハフィントンポストの取材で明らかになったが、これまでに被害は8つの区と市で少なくとも306冊に上り、警視庁が捜査本部を設置したことが分かった。
時事通信社

東京都内の公立図書館で「アンネの日記」や関連本のページが破られていることが、2月20日のハフィントンポストの取材で明らかになった。これまでに被害は8つの区と市で少なくとも306冊に上り、警視庁が捜査本部を設置したことを、2月24日にNHKニュースが報じた。

これまでの各自治体の調査によりますと、被害は杉並区や中野区を中心に都内の5つの区と3つの市の38の図書館で少なくとも306冊に上り、その多くは手やカッターで引き裂かれるなどしていたということです。警視庁は、被害が都内の広い範囲にわたっていることなどから、24日、器物損壊などの疑いで捜査本部を設置し、本格的な捜査を始めました。

(NHKニュース「アンネの日記破損 警視庁が捜査本部」2014/02/24 17:57)

アメリカのユダヤ人団体「サイモン・ヴィーゼンタール・センター」(本部ロサンゼルス)は2月20日に「強い衝撃と懸念」を示す声明を発表。日本の当局に対し犯人の特定と対処を求めている。

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