ニュース

中国雲南省で無差別殺傷事件 新疆ウイグル自治区分離派の「テロ」と当局

2014年03月02日 16時31分 JST | 更新 2014年03月02日 22時16分 JST
AFP時事

中国雲南省昆明市の昆明駅で3月1日午後10時(日本時間同11時)ごろ、刃物を持ったグループが無差別に通行人を切りつける事件が起こった。死者は少なくとも29人、負傷者は130人をこえた。当局は「現場の証拠」から、新疆ウイグル自治区の分離を目指す勢力による「組織的なテロ」との見方を示したが、容疑者の民族など具体的な情報は公表していない。朝日新聞デジタルなどが報じた。

中国雲南省昆明市の昆明駅で1日夜、刃物を持ったグループが無差別に通行人らを襲った事件で、同市政府は2日、事件について「現場の証拠から、新疆ウイグル自治区の分裂主義勢力による組織的なテロ」と断定した。

国営中央テレビは当局が犯行グループのうち男3人と女1人の計4人を現場で銃殺したほか、女1人を拘束したと伝えた。

(朝日新聞デジタル「無差別殺傷事件、中国当局はテロと断定 犯行の4人銃殺」より 2014/03/02 11:17)

中国では、3日に国政諮問機関・全国政治協商会議(政協)、5日には全国人民代表大会(全人代)の開幕をひかえ、公安当局はテロを警戒し厳重な警備を敷いていたが、2012年11月に習近平指導部が発足して以降、最大規模の惨事となった。

当局はウイグル分裂独立派の犯行とした根拠について「現場の証拠」とし、容疑者の民族など具体的な情報を公表していない。実際にウイグルの民族問題が絡んだ事件であったとすれば、09年7月に新疆ウイグル自治区の区都ウルムチで発生し、当局発表で197人が死亡した騒乱に次ぐ規模となる。

(時事ドットコム「『新疆分裂派のテロ』と断定=死傷者170人超、昆明駅無差別殺傷-習指導部に打撃」より 2014/03/02 14:44)

北京の日本大使館は2日、日本人が事件に巻き込まれたとの情報はないことを明らかにした。事件後、地元の当局は市内全域に厳戒態勢を敷き、市民生活も混乱した。

地元の当局は事件後、市内全域に厳戒態勢を敷き、付近一帯は緊張に包まれた。そのため駅以外でも暴力事件が起きたとのデマが流れ、中国メディアがデマの打ち消しに追われた。市民生活も混乱した。

(MSN産経ニュース「容疑者4人射殺1人拘束 新疆独立派のテロと当局 日本人の情報なし」より 2014/03/02 13:07)

関連記事

2014/03/01 中国雲南省 無差別殺傷事件